連日長時間停電しています

 いままでに日本を除くと3か国(と最初の任国からの一時的な退避先1か国)で暮らしたことがあるわけですが、最初の2か国はかなり電力事情が悪いために住居には発電機を準備していました。今の任国はそれらの国に比べればマシなため、中途半端な電力事情のために、職場には発電機があるものの今の住居にはありません。今の国では2年とちょっと生活していますが、電力需要が多くなる季節に入ると、計画停電が始まり、一日のうちに何度か2時間ずつくらい停電します。停電の頻度はステージ分けされていて、低いステージであれば一日1回とかせいぜい2〜3回で済むのですが、ここ最近はもうなんか一日のうち8時間とか9時間とか停電しています。電力が落ちるタイミングで基地局などが落ちるのか、通信の状況も悪くなることが多くて、電気も通信も使えなくなると、もうなんかいろいろ詰みます。
 計画停電以外にも突発的に電気が来なくなることがあると、いつ復旧するのかもよくわからず、冷蔵庫の中身が気になったり、携帯電話やらラップトップPCやらの充電も軒並み切れ始め、耐えきれなくなるとかろうじて発電機が稼働している職場へ避難して各種デバイスを充電してしのいだりしています。
 騒いでも仕方ないのでまあ、とりあえず我慢するのですが、水道管もあちこち古くなっているせいで、いきなり長時間の断水をすることがあり、こちらについては電気が来ないことよりもストレス度が相当に高いです。電気が無くても、水道が無くても人は生きられる、みたいなことを言う人はいますけれども、都市化された現代社会においては、これらはあるのが前提のインフラになっていますし、電気や水の共有が無いことで健康を損ねている人はたくさんいるので、あんまり無責任なことは言わないほうがいいよね、とは思います。