痴呆は「認知症」へ

痴呆の新呼称は「認知症」 厚労省、行政用語を変更
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041119-00000208-kyodo-soci
なんだかなあ、こういうのは本当に差別語なのかなあ、その意識自体が問題であって、言葉自体をどうこういうものじゃないと思うんだけれど。「統合失調症」の時もそうだったけれど、なんだかよくわからない新語をつくることで、かえって差別を深めているような部分もある気がする。
全国障害者家族会連合会(ぜんかれん) http://www.zenkaren.or.jp/index.htm が、かつて「精神分裂病」の新呼称を募集した時、その応募作をろくろく吟味もしないでのせたと思われるこのページを思い出す。
http://www.zenkaren.or.jp/zenkaren/topic/rename_list.htm
もう消えているかと思ったら、まだ残っていた。
脳みそバーン病、魂乱(コンラン)、窮魂(キューコン)、なまけ病、マイッタ病…などなど、わけのわからないものや、病態を全く誤解しているものまで、よくもまあ、公共の目にさらせたものだと思う。