時折過去の記録とか振り返りたいことがあるのですが、ここ十数年の記録は、メールとかGoogleカレンダーの予定とかを振り返ることで結構確認できます。しかしながら、ガラケー時代のメールとか、アナログ管理していた時代の予定表などの一部は紛失していまっていて、どうしても正確な日付などが今となってはわからなくなっていることもままあります。
頻繁にウェブ日記を書いていた時期については、メール等に記録が残っていない出来事について、ウェブ日記の記録で補完できることもあるので、今後なにか振り返りたいような人はやはり日記をつけておくのがよいのでしょう。スマートフォンの中にデジタルでしか残していない記録は、後々発掘されない可能性も高いし、そもそも元々公開を前提としていないような記録を、人さまに漁られたくはないので、自分以外の人に向けてもなんらかの記録として残したいのであれば、ウェブ日記だとか、アナログな紙の日記などに残しておくのがよいでしょうか。
年末年始
今住んでいる地域は非常に良好な気候で、冬に入ってもそれほど寒くなりません。未だにワイシャツだけで出勤してます(朝晩は冷えることもあるので、周囲では上着を使っている方も少なくありませんが)。今年はギリギリまで仕事して、来週からちょっとだけ一時帰国する予定です。気候のよい場所から、わざわざ寒い日本へ、フライト価格もあがるこの時期に帰るのは効率はよくないような気もするのですが、日本のお正月の雰囲気は大好きで、また、大学時代からの友人たちと大晦日に集まる習慣もいまだに続いており、可能な限り年末年始は日本で過ごしたいと思っています。勤務医時代はあちこちの病院の日当直のシフトを組まれてしまい、病院で年を越すことも多かったので、むしろ海外生活を始めた今のほうが、日本で休日として年を越せる可能性が高いということにいろいろ思うところはあります。
あんまり長居できませんが、お会いできる方はよろしくお願いいたします。
Kindle11円セール
Amazon Kindleで、大量のマンガがセールで一冊11円となっているので、とりあえず目についたものをいろいろ買ってみました。
他にもおすすめあったら教えてください。北米生活
北米にやって来て既に一年が経過しました。海外流浪の生活が始まってからはいつの間にか10年ほど経過していて、既に「海外で暮らすこと」自体は刺激のある非日常ではなく、淡々とこなす日常となって久しく、何年かごとに任地が変わるとはいえ、当初ほどの新鮮さは失われ、海外で暮らすこと自体には特別な感情を抱かなくなってしまっています。気候とか文化とか、日本では体験できないことが海外にはいろいろあることは確かですが、僕にとっては、治安とかインフラとか食べるものとか、そういった諸々を総合するとやはり日本はとても暮らしやすい国であり、今のような仕事を継続できるのであれば、そろそろ日本に帰ってもいいのかな、とは思っています。現状、僕の仕事は海外にいてナンボ、というところもあり、外科の一線の勤務医に戻れるのかというと今更微妙なところもありますので、このあたりはゆるゆるとバランスを考えたいと思います。
海外生活を続けているとは言え、日本と縁を切ったわけではないので、日本の諸々を管理しなくてはならないのですが、ネットや遠隔では限界もあります。日本の各種制度は、日本に住民票が無くなったり、血縁者がいないと様々な手続きが非常に困難になってしまうので、そのあたり日本にいる親族などにいろいろ頼りながら、なんとか管理を続けているところです。無人となってあちこちガタがきている実家のこととか、長期入院の状態となった父親のこととか、母亡きあと親族に任せている小さな会社のこととか、援助をせざるを得ない生活力のない親族のこととか、先々のことを考えるとどうしたらいいのかよくわからないあれこれについては、今考えてもどうしようもないのに、定期的にあれこれ思い出しては不毛なシミュレーションをし始めて暗い気持ちになってしまったり、なんだか生産的ではない行動をしてしまいがちです。あらかじめ心の準備をしておける、という意味では利点ですが、トータルで考えると、長い期間心配事を考え続けてしまうというマイナスの面が多いような気はするのですが、性格というか性質というか、どうしようもないですね。核家族化、少子化の流れの中で、家の問題ってそれこそ人口の数だけ生じているように思いますが、みなどうしているのでしょうか。
自分自身も確実に齢を重ね、健康診断であれやこれやの問題が顕在化してきたりしているのも、いろいろネガティブなことを考えがちな要因かも知れません。遺伝的要因とか、自分自身の不摂生などで、まあいずれは治療が必要なレベルになるのだろう、と考えていたことでも、いざ実際に突きつけられるとそれなりにストレスです。特に医療費の高いエリアにいるこのタイミングで、現地の医療にお世話になるためには、保険のカバーの内容や自己負担についてきちんと整理しておかないととんでもないことになります。今年の検診結果を踏まえ、当地である慢性疾患の治療を開始したのですが、提案された処方、日本だったら10割負担でも5,000円〜10,000円程度の薬が、近隣の薬局で1か月分で800ドル超え。幸い、立て替え払いを要するものの、当面は加入している保険でカバーされるという確認がとれたので胸を撫で下ろしたところです。単純な受診と処方でこのレベルなので、この国の破産原因の多くが医療費に起因する、というのはよく理解できます。
幸い、すぐに帰国が必要というような健康不安は無く、まだ当面は今の生活を続けることになろうかと思います。もはや日記と呼ぶのは憚られる更新頻度となり、定期的にここを覗きに来てくださる方がどの程度いらっしゃるのかよくわかりませんが、また頃合いをみて近況報告できれば、と思っております。
近況報告
特に変わりなく元気でやっております。
勤務医時代に睡眠リズム壊されまくったことと慢性的なひどい肩こりはいまだに引きずっていますが、時折鍼治療とかに飛び込まないとどうにもならなかったあの頃にくらべれば相当にマシです。運動不足と不摂生のせい、という気もしますが、子供の頃一切やらなかったソフトボールとか、今になって職場のチームに混ぜてもらって下手くそながら試合に出してもらったりしていたりします。
近隣への旅行というのも、一応事前に職場の許可をとることになっているのが面倒くさかったりして、せっかくの連休とか無駄にし続けていたのを、最近になって少しずつ有効に使うようにしています。そういえば、先日、FlixBusという格安バスを使ったのですが、初回からトラブルに巻き込まれました。トラブルに巻き込まれた場合の相談窓口がほぼ機能していないので、その場で容易に代替手段に切り替えられる頭の体操をしておかない限り、使うことは全くお勧めできません。
来るはずのバスが来ず、アプリのトラッキングサービスも動いておらず、会社のチャットも電話も何も繋がらないので、一時間後のバスを待ち、会社の不備のせいで目的のバスに乗れなかった上に、会社に連絡もつかないということを必死にドライバーにアピールして無理やり乗り込んでなんとか帰ってきたという次第です。ネット上でもあまり芳しくない評判をいろいろ見ていたのですが、初回から大当たりしてしまったわけです。
ご丁寧に自社のバスのイメージ写真を示し、会社を間違えないように、といったメールを送り付けてきた上で、よくわからないうちに、私の乗る予定だった時間のバスが、別会社の車両に切り替えられてしまった上に、なぜだか少し離れた場所に停車して、あまり熱心に振替便であることのアナウンスもしないままにさっさと出発してしまったために、あくまで別会社のバスが出発したようにしか見えなかったんですよね。
何度かラスベガスへ旅行してきました。20年ぶりくらい。結局まだ車を買っていないので、ラスベガス発のツアーを探してやはり20年数年ぶりのグランドキャニオンを再訪、以前は回れなかったホースシューベントやアンテロープキャニオンにも行ってきました。南アフリカ共和国のブライデリバーキャニオンにも一度訪れているので、あとはナミビアのフィッシュリバーキャニオンに行くことができれば、いわゆる世界三大渓谷を制覇できます。日本ではお目にかかれない壮大な光景には、やはり少なからず心が動かされます。
ルールは一応知ってはいたのですが、実際の対人プレイをしたことがなかったポーカー(ノンリミットテキサスホールデム)については、少々前に思い切って近隣のカジノでデビューしました。カジノではほとんどブラックジャックばかりしていた私ですが、最近はポーカーという選択肢が増えました。ラスベガスのブラックジャックは、いつの間にかBJ支払い6to5(1.2倍支払い)というケチくさい台だらけになっていてショックを受けました。一応探せば3to2(1.5倍)の台も少しはあるようでしたが、消えていくのも時間の問題なのでしょうか。
サンフランシスコには出張で2回ほど行ったのですが、古い友人に会いに行くつもりがまだ実現していません。いつでも行けると思っていると後回しになってしまいがちなので、ぼちぼちちゃんと予定したいと思います。
再来週くらいに短い東京出張が入りそうです。飲みにいけたらいいな。
まあ、だいたいそんな感じです。
なんやかんやでもうすぐ一年が経過する
毎度毎度同じようなことばかり書いていますが、まあ時間の感覚が失われているわけです。自分自身には、もはや学生時代のようなわかりやすい時間の変化の物差しが無いので、かわりに友人の子どもの学年など確認して時間の経過をはじめて実感するわけです。
海外流浪の生活は2014年に始まったので、この生活もいつの間にか10年以上経過してしまいました。現在の任地、北米某所にやってきてから、わかりやすく何かを成した、という感覚はゼロなのですが、もうすぐ一年たつようです。いろいろと都合や事情などもあって、3回ほど一時帰国しています。費用面はさておき、アフリカからよりはだいぶ帰りやすくなったということも大きいです。現状、日本ではあまり働きたくないな、という思いは継続している一方で、仕事以外の要素では割と日本が好きなので、許されるなら頻繁に帰りたいです。まあ、ぼちぼち米州近隣の旅行などにも目を向けてみようと思います。
ウェブ日記界隈で知り合った古い友人とは何度かお会いして酒を酌み交わすことができました。飛行機でちょっと飛んだ先にはやはりまた古い友人がいるので、彼とも会いたいと思いつつ、出張で2回行っただけで、まだプライベートで旅行できていません。
直近、少し長めの一時帰国をしました。梅雨から夏にかけての時期、日本で過ごすのは4年ぶりです。現任地、前任地ともに湿度の低い割と快適な気候なので、久々の高温多湿なアジアの夏にちょっと滅入りつつも、タイミングよく同窓会などにも参加できて、有意義な休暇を過ごすことができました。一時帰国の際には、無人の実家の管理問題とか、ぼちぼち真剣に考えなくてはならないことが改めて目に入ってしまう、という問題もあるのですが、まあ、これはもうやらなきゃいけない時期がきたらエイヤッとやるしかないので今はあんまり考えないようにしたいです。
昨年は出張の当たり年だったのですが、今年はおそらくあと一回出張に行けばよいだけで、あとはルーチンの仕事を淡々とやればよいはずで、年末にはまた短い帰国ができたらいいな、とかそんなことを考えているところです。アフリカ時代に続いて、全く戦力にはならないながら、職場の方々とソフトボール大会にエントリーして練習に参加したりしています。幼少期に球技に全く興味がなくてほとんどやってなかったのに、今更そんなことしているのがおかしくもあるのですが。まあ、ぼちぼち元気でやってます。
出張
9月に新しい任地へ異動してから、立て続けに出張が入っております。
11月にサンフランシスコへ。出張期間はまあ当然といえば当然ですが、仕事で終わってしまい、ゴールデンゲートブリッジすら見に行けなったのでした。サンフランシスコには古い友人が住んでいるので、いずれ会いにいかねば、と思っているので、プライベートでも行く機会がきっとあると思うのですが、下手すると出張でしか行かないままに終わる国や街というのもあるのかも知れません。今月はアンカレッジ、シアトル、ポートランドと立て続けに出張がありました。来月も2回ほど出張の予定が入ってます。
4月にちょっと日本でいろいろやらなければならないことがあるので一時帰国できれば、と思っていますが、まだ上司の許可をとっていません。アフリカから帰るより相当時間は短縮されますが、フライト価格はあまり安くならず、むしろ高いような…。
まあ元気にやっております。