2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

平成十八年

今年一年をふりかえってみて、最も衝撃的な出来事は、やはり「大野病院事件」でした。常々感じていた悪い予感が現実に実を結んでしまったという思い。いまだに心の奥底に深い影を落としています。 医者になるという時点で、激務はある程度覚悟していたし、患…

SoftBankのCM、追記

先日、SoftBankのCMが不快だという話を書きました。 http://d.hatena.ne.jp/zaw/20061217#p1 まあ、僕も別にあのCMがすぐさまいじめを助長するとまでは思いません。しかし、ああいったCMを平気で流してしまったり、あれをみても特に強い感情が湧かない人々が…

淘汰は医療訴訟の力で

http://d.hatena.ne.jp/bosszaru21/20061225#p1 該当の記事を探してみました。 2006.12.25.日本経済新聞7面(オピニオン) インタビュー 領空侵犯 「医師免許に更新制 要らぬ」 立命館大学教授 佐和隆光氏 −−日本の公的医療保険は医師によって料金が異なるよう…

死というゴールとか忘却という能力とか

そりゃあもう、生命を軽んじているわけではなく、それを大切に思うからこそ、それに向き合って仕事をしているわけなんですけれど。 でも、僕が目指すところは「天寿を全うする」ということであって、決して不老不死では無いんですよね。死というゴールが約束…

SoftBankのCMが不快すぎる件について

某マイミクさんがその不快さについて日記に書いていたものの、僕は普段テレビあまりみないので、実際のCMは最近はじめて目にしましたが、こういうCMを作り、それを平然と流し続ける姿勢というのが、微塵も理解できません。 http://www.youtube.com/watch?v=0…

金積めば…

金を積めば医者がやって来ると思っている類の人間は、「金払ってでも休みたい」という感情は理解できないに違いないと思います。そこまでの精神状況(あるいは純粋に肉体的疲労)に追い込まれている医者が少なくないというのは厳然たる事実です。 あ、僕の今年…

医者の名義貸し

僕は今、大学院生という名前の無給労働者であり、かつて、卒後すぐに入局してきた研修医たちがこなしていたような雑務は、そのまんま新制度以前の医者たちの仕事になって、今に至っています。 下手すりゃ別に名義借りてもいいんじゃないかというくらい頻回に…

Wii

もう実際のところ、以前のようにのめり込んでゲームをするようなことは無いし、そもそもあんまり家にいないのだから、DSで満足していればよさそうなところを、まんまと広告に踊らされているのか、Wii、欲しいです。PSポータブルに興味なかったのと同様、PS3…

ゲーム検定

http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/game/index2.html ゲーム検定、やってみました。ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジンあたりの問題はなんとなくわかりますが、ネオジオとかセガ系はほとんど当てずっぽう。予想よりは良い得点でした。 +++ ゲーム検…