もう何年も、自宅のPCで重い作業するってことが無くなっているんですよ。じゃあPCは一切不要かというとそんなこともなく、軽い作業やデータ管理の母艦としては引き続き必要と感じています。その意味では、最新機種を追い求める理由がなく、ソフトウェアが対応しない、セキュリティ上の大きな問題、といった理由がない限り、場合によっては動作が不安定になる可能性のあるOSやソフトウェアのバージョンアップもなるべく避けたいと思ってしまうこの頃です。スマートフォンやPCの機種変更は、ワクワクよりも安定してデータを移行するための作業に感じるストレスのほうが上回ってしまっているのが正直なところ。こういうのも時代についていけなくなったということなんでしょうかね?
クラウドサービスなどもまあある程度は使っていて、メールもメインの部分はIMAPで利用しているのですが、クラウドだけでのデータ管理には不安を感じているし、特に無料サービスの場合なんの保証もないことも多く、なんらかのトラブルでアカウントバンとかサービス終了ということになってしまったらもう悲惨としか言いようがないので、基本的にはローカルにデータのバックアップをとるように心がけています。ローカルのみのバックアップはそれはそれで壊れたり失くしたりしたらおしまいなので、クラウドおよび、なるべく複数のローカルバックアップをとるようにして、いざというときのリスクを分散するようにはしています。まあでも、普段の環境を失ってしまい、バックアップから諸々復元する作業は、想像するだけでもかなり面倒くさいので、そもそもの普段の環境を失わないようにしたい、というのが正直なところ。これはまあみんなそうだと思いますが。
コーラこぼしてキーボードがまともに使えなくなってしまったMacBook Air 11インチ、結局中古でまた買い直したというエントリをその昔書きましたが、結局今もその時買い直した11インチ、Early 2015(最後の11インチ)を使っています。おそらくあまり使われていないような状況と思われるものを中古で購入したとはいえ、そもそもが古い機種で、しかも購入後それなりに長く使っていることもあり、メインの環境を失わないためには、ぼちぼちもう少し新しいMacに買い替えたほうがいいよなあ、とは思っていますが問題は先送りとなっています。OSも何世代も前のものを使っていて、未だにiTunesを使っているという状況。今後買い替えるであろうiPhoneとの連携などを踏まえても、遠くない将来、どうしたってもう少し新しい環境が必要になるのはまあ理解はしています。
で、古いTunderbirdでniftyとgmailをIMAPで読み込んでいるのですが、何年かに一度の割合で、ややデータが膨れ上がっているgmailのアカウントの一つがとても不安定になるんですよ。そのことを備忘録として残したいと思っただけなのにやたら前フリが長くなりました。Thunderbird側のでかくなったローカルバックアップデータの影響とか、検索用データの肥大化とか、設定の問題というのもまあ全くないわけではないのでしょうが、過去何度かの経験を踏まえると、gmailサーバ側が一時的に不安定になったせいだとしか思えない挙動という感想です。今回、2-3日前から、gmailアカウントのうち、一番総データ量の多い一つのアカウントだけものすごく不安定になって、一応Thunderbird側の設定とかも見直してはみたのですが、なんか今日あたりから、おそらく設定の見直しなどとはあまり関係なく、改善しました。数年前に全任地でも突然調子が悪くなったことがあり、その時とおおむね同じ挙動のようにも感じます。全任地はそもそも国内のネット環境とか、通電の状況とかが著しく不安定だったので、google側の問題なのか、利用者側のネット状況の問題なのかよくわからなかった部分もありますが、現任地はそこまでネット回線が不安定という環境ではなく、プロバイダに障害情報もなかったようなので、やはりgoogle側になんらかの問題が起きていたのかな、と思っています。前回、iPhone経由でのメール閲覧に影響があったかどうかよく覚えていないのですが、今回は、不調だった期間、自宅のネットプロバイダとは別経由の場合、自宅のwifiを使った場合のいずれも、iPhoneやiPadのメーラ経由でのgmail利用も不安定だったような気もするので、今後また似たような状況に見舞われた場合の過去の経験の備忘録として、おおむね自分自身のためにわかったようなわからないような記録を残しておくことにします。