2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧
僕はジェネラリスト(スペシャリスト=専門家の対義語)になりたくて外科を選びました。外科医は多かれ少なかれ、全身を診るのだとか、最も幅広く診療するのだという自負を持って生きていると思います。そのプライドは重要、というか、激務故、そんなプライド…
…このままだと急にぽっかりあいた時間がすべて酒を呑む時間にあてられてしまいそうな気もしたので、思い立ってスキー板を新調したのです。ぼーっと板を眺めていると、店員がよってきてなにやら言っているので、「カービングスキーにでも買い換えようかと思っ…
ひなびた焼鳥屋にみんなで訪れてみたり、いままでは鬱陶しいだけだったハッピーマンデーと3連休を、医者になって初めて休む側として使わせてもらったり、急に与えられた自由時間におろおろしていたりするうちに、麻酔科研修も2週間を経過していたのです。 …
最初大学で働き始めた頃も、大学に職員の身分が無く…っていうかそもそも医師免許が無くて、法律上無職状態だったわけですけど、2004年の幕開けとともにまた無職。大学の隣の市の病院で、3ヶ月間、麻酔科研修をすることになったのですが、この間、病院に職員…
大学当直、民間病院当直とハシゴし、大晦日の大学病院へ出勤すると、そこには医者も看護師もたくさん忙しく働いているのです。ある指導医が「今日大晦日って知ってる?」と嘯くのです。看護師は看護師で、「今日は水曜日なので、IVHの包交してくださいね」な…