SoftBankのCMが不快すぎる件について

 某マイミクさんがその不快さについて日記に書いていたものの、僕は普段テレビあまりみないので、実際のCMは最近はじめて目にしましたが、こういうCMを作り、それを平然と流し続ける姿勢というのが、微塵も理解できません。
http://www.youtube.com/watch?v=0SKF54N0e6Y

 「ごきげんよう

 「じゃあ、試合の件は電話して。9時までに」

 「うん、携帯かけるね。9時までに」

 「キミちゃんにも電話するね」
 
 「あ、いいよ。私にかけるとお金かかるし」

 「そっか、SoftBankじゃないんだ」
 
 「ゴメン…」

 「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし」

 「そうだよ、気にしないで」

 SoftBankの携帯同士の通話が特定の条件を満たすと無料になるということは、「0円」の紛らわしい広告とか、こんなまるで「いじめ」みたいな不快な広告によらずとも、いくらでもアピールのしようはあるでしょう。
 一人だけSoftBankの携帯を持っていない女の子は、「自分に電話するとお金がかかるから」と、自らその友達の輪から一歩外に出て、「いいよ、キミちゃんが悪いんじゃないんだし」って、じゃあ何が「悪い」んですか? このシーンからは、「そうだよ、(お金がかかるから、電話しないけど)気にしないで」という風景しか浮かんでこないし、結局、SoftBank携帯を持っていないキミちゃんは、輪に入れないままです。こうした仲間はずれを味わいたくなければSoftBank携帯を買おう、ってことですか。なんという暴力的広告なんでしょうか。
 このCMは一体いつから流しているんでしょうか? 品が無いことこの上ありません。
 挙げ句の果てに、このCMはこう締めくくられます。

友達を大切に。

友達を大切にする方法はいくらでもあるでしょうけれど、こんなシーンのためにSoftBank携帯を買うことでも無いと思います。
 極めて不快です。