11:55p.m.「打ち上げ・外科と内科」-0035-

 診断学実習でお世話になっている第一内科の先生に、実習班で「食事会」を催して頂いた。一概に言えないのかも知れないが、こんなところにも内科と外科のカラーの違いを見た。

 以前、選択基礎医学実習で第二外科の基礎研究分野にお世話になった際、何度か「飲み会」に連れていっていただいた。ひとことで言えば、この「食事会」と「飲み会」という言葉の違いそのままなのだが、外科ではいきあたりばったりに焼き肉屋を探してみんなで入り、先生と馬鹿話で盛り上がりながら飲み食い、最後は代行で帰った。骨付きカルビを切るのも「外科医はこうやってハサミを持つ」と、オペ中の持ち方を解説したりしていた。一般の人と同席なら趣味が悪いということにもなろうが、解剖実習の話題で盛り上がりながら昼飯を食らうような医学生たちには普通の会話だ、やっぱり変態か?

 で、今回、まだ実習は終わってはいないのだが、一応「打ち上げ」のようなものだ。先生におまかせします…なんて話をしていたが、候補はフランス料理ばっかり。結局、フランス料理のフルコースをごちそうになる。

 まあ、こんなことがあったよ程度です。あくまで一例だし、例外はありまくりです。ただ、内科が勉強勝負、外科が体力勝負…って面があることは事実。今回の極端な違いが妙に面白かったんだよなあ。でも、うちの大学、同じ内科でも三内は飲み好きが多いんだね、これがまた。

 そんな中、実感のないイラク空爆