今日は、教授と学生との懇談会があり、「駐車場」関連の話し合いのために、私も出席した。おとなしくしているつもりが、駐車場の件の他、情報処理室関連、また、かつて私を含めた数人で提出した、「テストの採点ミス」に関する意見書についての話までする羽目となってしまった。そういう流れだったのだ。懇談会後の懇親会では、裏の話も聞けた。
基本的に、こういった意見は実名でなんぼのもの。匿名という用法について考えてみる。うちの大学のネット上の掲示板にも、自らは匿名で、特定の誰かについてコメントするものがみられるようになって来た。また、どうもネガティブな発言や、修正・削除を要するような書き込みも見られるようになり、私自身はそこへの書き込みは一切やめてしまった。これ以上関わりたくない。煩わされたくない。
お互いに頻繁にネットに繋いでいるチェック機構や、ある程度の信頼関係が無い限り、個人のプライバシーに関わるような書き込みはどうかと思うのだ。また、伏せ字にしたって、誰だかすぐ特定できるような伏せ字だったらなおさらのこと。無断リンクだとか、サイト批評がどうとか、そんなのはどうでもいい気が個人的にはするのだが、プライバシーの侵害だけは嫌だ。
誰が可愛いとかかっこいいとか、そいつがサイトを立ち上げていたり、その掲示板に頻繁に出入りしてたりするわけでもないのに、学校の黒板に書くかのように、不特定多数の人間が閲覧できる場所に公開する。あいつは昨日どうしてたとか、あいつの実家はどこだとか、そいつが一言もネット上では言ってないのに、退院おめでとうだとか…メールのやりとりならまだ分かる。頼むから掲示板は使わないでくれ。さっきも言ったが、別にお互いの了承のもとにならいいんだけどね。本人の知らないところで、そういうのはないんじゃないかな。
例の学校の掲示板上で、例のテスト採点ミス関連の話も、あらぬ方向へ話が進みそうだったので、さすがに実名のコメントで、(ネットに載せるのに)差し障り無い部分だけ簡潔に述べた。部活のサイトの掲示板なんかでも、身内しか立ち入っていない錯覚や、個人情報の重要さの認知不足がある。
この日記が匿名公開である理由は、私が実名でこれを書くと、いくらイニシャルで綴っても、まわりの人間のプライバシーまで抵触してしまうから。特に、患者さんについてのコメントもできなくなるし、いろんなところに制約ができてしまう。そんなこんなで匿名なのだ。理屈っぽいが。隠れて靴を隠したり、トイレに○○は大馬鹿野郎だと落書きしたりするそこらへんの心境は俺には分からないので、実名を出すべき部分ではちゃんと名乗りますよ。まだ公衆の面前で「てめえはむかつく」とか叫んでたりしてるほうが親しみが持てるね。
今日ももうすぐ終わってしまいそうなので、そろそろ眼科の勉強でもしてみましょうか。