月曜日に県の救急医療情報センターを訪ねて、公衆衛生学の実習は事足りてしまったので、週末の3連休を待たずして、6連休に突入しています。鬱陶しかった髪も短くなって、ポリクリ(病棟実習)はいよいよ来週の眼科を残すのみとなりました。
今、学校には来年度のいわゆる卒前実習の希望調査表が掲示され、受け入れ期間と受け入れ人数を調整しながら、全員必修単位以上とる、ということが行われています。僕らにとっては、強制的に全科まわるポリクリとは全く違った意味合いを持つもので、それぞれの方向性が色濃く現れ、就職活動の要素を呈していたりもします。実は、病院の医師達も通るところに掲示がされているので、希望が偏っていたりする部分に、一番どきどきしているのは、学生側よりもむしろ医師側かもしれません。実際、誰も実習を希望していない臨床科なんてのも、今日現在で存在するのですから。
まだ漠然としたものではありますが、とりあえず、第一外科、第二外科、脳神経外科、という、外科系一色に希望を出した私でした。「研修医生活をさせてやる」という言葉が、うれしい言葉なのか、厳しいことばなのかは実際に体験しないとわからないところですが。外科医の寿命は10年短いとか、QOML(QOL=Quolity of life 患者の生活の質、にかけて、Quolity of My life すなわち、自分のQOL。私の周辺で勝手につくった言葉)を考えると、とか言われるなかで、やはり外科に魅力を感じるのでした。
勉強会は呼吸器。4年生の系統講義とテスト、さらにはポリクリ(病棟実習)を経過しているはずなのに、我々のなんと疾患を知らないことか。