「マイノリティー」-0291-

 シャクティパットグル、逮捕。連日のカルト報道を見るにつけて思うことは、カルトの規制が、そのまま罪のないマイノリティーの迫害に繋がるようなことがあったら嫌だな、ということなのです。民主主義ではきっとマジョリティーが正義で、例え正式な手続きを踏まなくても、マジョリティーがうんと言えば、地方自治体が犯す法は絶賛されるのです。オウムの子供達が学校に通えなかったり、住民票を移せなかったりする現実は、結局やり直す道を与えないということに誰も気付かないのか、あるいは気付かないふりをしているのか。現場と行政、当地と外地のギャップ、責任と無責任。

 下級生達も続々と試験を終え、打ち上げといって飲み始めるこの頃ですが、昨日は部活の6年生たちと鍋を囲むのでした。不思議なもので、春休みを終えれば、私もとうとう最高学年になるのです。