夜型

僕はどうしたって夜型だ。
睡眠時間も必要だ。
そうすると昼頃起きて真夜中もしくは早朝に寝るという、昼夜逆転の生活になってしまう。いまでこそ仕事があるのでそうはならないけど、学生の頃は油断するとすぐにそういう生活になっていた。起きると水戸黄門の再放送やっていたり…ってそれは夕方だ。
卒業試験のときなんかは、テストおわって寝ないで勉強すると、あれもこれもっていって結局睡眠時間が削られて、ヘロヘロになることが目に見えていたので、昼飯食べて帰ってすぐ寝て、夜中起き出して食料買って大学へ行き、そこでテスト開始時刻まで勉強…っていう昼夜逆転生活を続けた。最初は6時間睡眠くらいで我慢していたような気もするけど、だんだん睡眠時間はのびて行き、結局夜中の3時頃ようやく大学にたどり着くことも。それで教科によってはほぼ一夜漬けで8時50分からのテストに向けて勉強始めるの。ギャー。
僕にとっては国家試験よりも卒業試験のほうが嫌だったな。10月から延々少しずつ1月まで続いているから、おおっぴらに遊べないし、誰も遊んでくれないし、なにより出だしで大きくつまずいたし。いまだに卒試に落ちる夢みます。
僕は小学生くらいまで、毎晩8時に寝ていたのだ…というと誰も信じてくれないけど、毎晩8時に寝て朝6時半に起きるっていうのが我が家のルールだったのだ。土曜日だけは、次の日お休みなので特別に9時まで起きていてよかった。それで「8時だョ!全員集合」と「オレたちひょうきん族」交互にみてた。9時より先の夜は未知の世界。大人の世界。無限の世界。
まあ、早く寝てたからってのは絶対あるんだけど、小さな頃の僕は、よく早朝…というか、今の感覚だと真夜中に起き出して、テレビ放送開始前のカラーバーとか、試験放送をじーっとみていたのだそうだ。伝聞のふりをしているけど、実はしっかり記憶がある。変な子。
何が言いたいのかわからないけど、病院でめいっぱい働いて帰ってきたとき、それだけで一日が終わるのが嫌でたまらなくて、本読んだり、ネットみたりなんらかの自分の時間を無理矢理つくっているってこと。さっさと寝ればいいのに、寝てしまえば明日で、またすぐに仕事が始まってしまうのが怖くてなかなか寝られない。8時に寝るという呪縛から解き放たれた中学生あたりから早く寝てしまうのが怖くなりはじめて、両親の監視から解き放たれた大学時代には、もうとんでもなく体内時計が狂いはじめた。
なんでこんなことを突然思い出して、しかも日記に書き殴っているのかわからないけど、今日も早く寝ません。