友達と

友達と会話して満たされるっていうのは、別にお互いの話を理解して受け入れたからってわけでもなく、とりとめのない話を交わすこと自体が楽しいって部分もあると思う。
全部同意してくれなくてもいいし、別に真剣にききいってくれなくてもいいのだけれど、なんとなくお互いに会話を交わしている感じがいい。
ほんとうになんでもない話もするし、時には無責任な正義感で何かを主張してみたりするのだけど、それは生涯を通して貫きたい主張と言う場合より、圧倒的にその場限りの勢いっていうのが多い。
そういうのも平和でよい。
とても個人的なこととか、別段衆人に通達しなくても良いことを、blogとかウェブ日記とかいって公開しているっていうのは、そういう平和な会話としての機能も持っていると思う。
独り言じゃだめな人は、「誰かみているかも知れない」程度の思いでウェブ日記を書く。たまにリアクションがあったりするのが嬉しかったりする。
それが構えて読みに来る人ばっかりになってくれば、ちょっと様子は変わってくる。コーヒー呑みながら友達と交わす会話と、演台の前に構える聴衆に語る内容はちょっと違う。…ってこと? なんだろ?