覚え書き

こういうのは、単なる覚え書きというか、単にそういうことを書くことで、自分を少し誉めてあげて、自己満足にひたって少し癒されるという、それだけのことに過ぎないんだと思う。

月曜に定期手術こなして回診や検査などして、当直に突入、少しして救急外来に呼ばれたまま、ほぼ身動きできなくなり、その間、整形外科のオンコール医を呼んで骨折の入院とってもらったり緊急手術してもらったりして、23時頃患者がとぎれたので少し休み、日付かわったころに当直室の布団にもぐりこんだらまもなく電話が鳴って、そのまま搬送されてきた患者さんの入院と緊急手術の手配をして、明け方手術。結局不眠不休。

手術終わってから外傷の縫合などをなんとか行う。そのまま、火曜日の通常業務へ突入。ちょっと朦朧としながら、胃カメラ数件。回診。造影検査などなど。

急ぎじゃない仕事少し後回しにして、午後ちょっと医局でうとうとし、その後なんとかはずみをつけて、病棟で様々な雑務をこなしたり、術後の患者の管理を行っていると、緊急手術の手伝いを頼まれる。夜から手術に入り、9時前にようやく病院を後に。

職場の面々に鍋に誘われていたので、ヘロヘロになりながらそこへ向かい、ビールやらワインやらモツ鍋やらチョコケーキやらを食べたらすぐに猛烈に眠くなった。

0時過ぎにおいとまし、どうしても風呂に入りたかったので、風呂を沸かして2日分身を清めて就寝。こういった激務と不摂生のせいで、普段なんとか良好な状態を保っているアトピー性皮膚炎が一気に悪化する。

今日は早朝の抄読会の当番だったのに、寝坊してやや遅刻。もうひとりの当番は論文を用意できていなくて、来週に持ち越し。面目ない。

で、外来。今日は初診がやたら多い。何人か手術予定を組み、今日入院した人の指示を出したりする。

明日は僕がペアを組んでいる上司が当直なので、僕は待機番。日曜日もその上司が当直。水曜日は僕のオンコール。とりあえずそこまで乗り切れば、僕の当直からはじまった、やたら当番の重なった日々が終わる。

癌を診ながら救急患者に対応する毎日。まあ、辛い一方で、こういう忙しい状態を楽しんで、自己陶酔している部分がないでもない。じゃなかったらとうに外科医やめてるんだとは思う。