モバイルSuica、ICカード領域問題

http://d.hatena.ne.jp/zaw/20060123#p1
http://d.hatena.ne.jp/zaw/20060205#p1
 さて、まだビューカード届いてないのですが、とりあえずアプリをダウンロードしようと思ったところ、ICカード容量が足りないという問題が。しかし、IC領域を使うアプリが、それぞれどれくらい容量を使い、全体でどれくらい使えるという情報が公式なところから必要十分に出ていないので、とりあえずかき集めた情報をメモしておきます。
 正直、そこまでしてモバイルSuicaを導入するメリットが僕にはないです。そのほかのFeliCaサービスも、田舎ではうまく使えないものが多いですし。でも、カード類で財布が分厚くなりがちな僕にとって、「財布を薄くする」というコンセプトは興味深いし、何より元来新しもの好き、特に先端IT技術は大好きなので仕方ありません。
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/imode/felica/
 このあたりの情報によると、出荷時、FeliCa共通領域とフリー領域の2領域に論理分割されていますが、モバイルSuicaを使うために必須の「鉄道・バス設定アプリ」を入れると、もう1領域論理分割されSuica/IOCOCAPiTaPa系のシステムコードを持つ領域が現れます。これはドコモのみ必須なので、おそらくauは出荷時から論理分割してあるのだと思われます。ちなみに、論理分割のために4ブロック消費するようです。割と強引な領域の作成を行うため、モバイルSuicaは一度導入すると、自力では消せません。ICカード領域を開放するためには、ドコモショップでのフルフォーマットを要するようです。
 なお、共通領域はドコモ902シリーズの場合で、計282ブロック? いろんなソースをもとにしています。手元にはN902iがありますが、容量以上のアプリを入れようとした時以外の、IC領域の確認の仕方がよくわかりません。以下、おおよそ信頼できそうな、アプリごとのICカード使用領域を並べておきます。

ICカード領域(DoCoMo)
am/pm(club ap):0
KARUWAZA CLUB:0
トクトクポケット:32
Cmode:32
ANA:29
JAL:27
GEO:0
SEGA:30
DAM:32
マツモトキヨシ:32
ビックカメラ:32
ヨドバシカメラ:32
JCB(QUICPay):43
iD:65
Edy:40
モバイルSuica:141

 もともとclub ap、Cmode、ANAビックカメラ、iD、Edyが入っていましたが、モバイルSuicaを入れるために、とりあえずiDを消しました。これは、クレジットカード自体を持ち歩かないことがありえないと思ったので。
 シーモを使ったことがありませんが、とりあえず、キャンペーンポイントが勝手にたまっています。ANAEdyは連動で。ビックカメラは現在住んでいる場所だとあまり使わないかも知れないし、移行も面倒そうなので、会員であること自体を切る方向でも良いかも。
 煩雑すぎます。機種変更など考えると、気が遠くなります。ヘビーユーザーほど強く自覚しているでしょうけれど、これは明らかにβテスト。まあ、黎明期も含めて楽しいのですけれど。将来これらのサービスが生き残るかどうかは別として。規格が無くなることで有名なSony製ですし、FeliCa