日本にいるときの僕しか知らない人はにわかに信じられないでしょうけれども、最近は週に一度すら酒を呑まないこともあるくらいに酒量が減りました。日本にいる時も、部屋で一人で呑むことってあんまりなくて、誰かと呑むか、外に呑みに行くかだったので、基本的に外では呑めないこの国で酒量が減るのは当然といえば当然なのかも知れません。時折ある呑み会での体感としても、酒に弱くなっている気もします。まあ、日本に帰ったら美味しい肴で日本酒呑みたいです。
当地は日本ほど寒くは無いですし、日の出ている時間は暑いと感じることもあるけれども、やはり朝晩は冷え込むようになって来た昨今、日本に帰ったら温泉行きたい。あし伸ばしてゆっくり入りたいです。ホテルにはバスタブありますが、給湯タンクが小さいし、パワー不足なので、バスタブにお湯ためるとシャワーからお湯出なくなります。
食べ物に対する欲求としては、一時期みんなで嫌がらせのようにfacebookに写真をアップロードしていた鰻をまず食べたいです。その他豚肉料理とかラーメンみたいなのはここでは食べられないので非常に欲求が高まっています。住居として使っているホテルのレストランが先月一杯で閉店となり、すわ食糧危機か、という昨今です。自炊してもいいのですが、如何せん自分で買い物にも行けないので、食材調達がかなり厄介です。
多分日本では報道されて無いと思いますが、本日も自爆テロが起こるなど物騒なこの国です。
在外選挙人証が間に合いそうもないので、今回の国政選挙には投票できなそうです。NHK worldで「shijiseitounashi」とかそのままローマ字読みで放送しているのをなんのこっちゃと思っていたのですが、「支持政党なし」という政治団体が比例区に立候補していたんですね。停電断線しまくる超低速ネットとNHKしか情報ソースが無いので、あまり日本の状況がわからないのですが、脱原発とかそういうのはあんまり前面に出なくなってるんですかね? まあただ、エネルギーってのは国家の命運を左右する最重要問題で、「電気が無くたって死なないよ」なんて言ってるのは電気が止まらない国の住民の発想ですよね。実際止まったら社会的弱者から順に死んでいく。何かしようと思う時に限って停電したり、いろんなインフラが満足に整っていないこの国にいると、余計にそんなことを考えます。
停電は一時期ほどひどく無いような気もしますが、それでも日に何度も停電します。事務所やホテルには発電機が備え付けられていますが、日本の病院のようにゼロ秒で切り替わるなんてことは無く、切り替えや電気の復帰には数分~十分程度待つ必要があります。ネットとかただでさえ低速な上、停電の度にハブとかルーターとか全部落ちるので、大容量(この国では数十メガバイトの時点で既に大容量という感じですが)ファイルのダウンロードなど気が遠くなります。国外脱出の機会を狙って各種アップデートなどすることが通常ですが、どうしても国内でとなると、文字通り夜通しかけたりしなくてはなりませんし、中断された場合に一からやり直しになったりすると、もはやほぼダウンロード不可能と思ったほうがいいような場合も。日本や他の先進国はネットが速くなりすぎて、どうでもいいテキストの情報拾いたいだけなのに無駄に思いウェブサイトとか溢れてますが、取り残された国があることも考えて欲しいと思う昨今です。
以前出張先のシンガポールで足止めされたときは、一刻も早く戻りたい我が家と念じたこの国ですが、相変わらずの治安情勢と、引き続きの引きこもり生活、少しずつ澱が溜まってくるのでしょうね、今はとにかく年末の一時帰国を楽しみにしております。
12/30深夜日本着、1/19未明日本発です。1/2午後~1/16はまだ細かな予定入れてないので、ぼちぼちイベント組みましょう。ご連絡お待ちしております。