最近医学部の教務にも置いてある。これがドナーカードだ。
このカードの特徴は、「本人の意思」を明確にすることであり、生前に、家族にも話して同意の署名をもらっておけば、移植はさらにすみやかになると予測される。現在、本人及び、家族の同意が、脳死判定に従った臓器移植に必要とされる。登録も全く必要としないので、表示したい意思を、そこに記せば良い。もちろん、意思の表示であるから、「移植されたくない」意思も表示できるところはポイントである。
私個人の見解を述べさせてもらえば、臓器を提供しようという人が特別偉いわけではないし、臓器を提供したくないという人が冷酷な人だということは全く無いと思う。それぞれ、自分の価値観に基づいた判断が尊重されるべきである。一人でも多くの人が、このカードを身につけて意思表明をするようになることが、国内での移植実現のための第一歩ではないかと思う。
ドナー情報用連絡先:0120-22-0149
