フンマニ

http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20051107/1131329887
粉瘤マニア、ってことらしいです。アテロマニアとか言った方が語感がいいような気がしますが、ってそういう話じゃなくて(粉瘤=atheroma)。正直なところ、膿を出すときの快感ってのは、多分処置をする外科医も感じてます。簡単な手技で、目に見えて改善しますし。
ちなみにアテローマのカプセル(被膜)を破かないようにきれいに摘出するってのも、外科医の快感ですので、感染をひどくして切開排膿しかできなくなる前に、是非受診してください。
切開排膿も、局所麻酔も、正常組織と被膜の間をうまく剥離していくのも、皮膚をきれいに縫合するのも外科の基本処置です。簡単なようですが、外科医にとっては、割といろんなことが学べる症例でもありますし、患者さんにとっては、まさに外科でこそ治せる疾患だと思います。
大学院入学後、ほとんど手術に関わってませんが、外勤先で、たまに巻き爪切ったり、アテローマとったりはしてるんですよ。先日はなんだか同じ日に立て続けにアテローマをとったなあ。