僧侶が賃上げ交渉

長野・善光寺で僧侶らが労組…「賃上げ交渉したい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000004-yom-soci
 僕が高校生くらいの時にこのニュースをみたら、おそらく聖職者がなんてことを…と思ったかも知れません。今は複雑な心境でこのニュースをみつめています。
 おそらく、世間では医者が待遇改善や賃上げを叫ぶのも、同じようなとらえ方をされているのだと思います。一般的に「聖職者」としてとらえられたときの医者と、文字通り「聖職者」である僧侶は違うものだとは思いますけれど。
 僕も、きっと今、こうして叩かれやすい立場にいることで、今まで何も疑問に感じずに流してきた他業種批判に対して、当事者にしかわからない事情を考えるようになったというだけで、そうでなければ若くて蒼い正義感を振りかざしていたかも知れません。それを失ったのが寂しいという気もしますけれど。