出身大学に勤めるのに、出身大学の卒業証明書の取得を求められた。相変わらずよくわからない面倒くさいことを言ってくるんだな。正確には高校の卒業証明から大学院の卒業証明まで求められたので、大学関係は秘書さんにお願いして、高校には電話して、母親にとりにいってもらったのを郵送で受け取った。履歴書も年月だけでなく日の記入まで求められたり、職歴も週あたりの労働時間数を書けとか相当に面倒くさい(今まで働いてきた数多の施設で、正規の労働時間が何時間に設定されていたのかとか知らないし)。少し前までは在職証明とかとらされていたというから少しはマシになったのだろうか。
異動というのは大学医局がそう思っているだけで、実質には大学医局で決定された人事案に従って、働いている施設を辞職し、新しい職場に採用して頂くという転職みたいなもの。もちろん、県立病院間の異動とか、赤十字病院間の異動とかであれば、その組織内での異動という扱いになるのだけれども、それ以外は基本的に毎回退職届や新しい履歴書を用意する。ずらずらと長く連なる職歴は、evernoteに放り込んである。業績リストなんかもevernoteに入れて適宜更新。複数ヶ所でいじる学会用データなんかはdropbox利用でかなり助かっている。
あとは確定申告の準備とか。僕のように省略できない別送書類がたくさん出てしまうような場合、やはりe-Taxのメリットはほとんど感じられない。昔十何枚も源泉徴収票並べて手計算していた頃を考えれば、ウェブ上の自動作成コーナーは本当に便利なので、それを紙で印刷するか、データを税務署に送るか、くらいの簡便さにしてもらえれば電子申告しますけれども。もしくは恒常的に5000円の減税が行われるのであれば考えるかなあ。単回の5000円の減税のために、カードリーダーやらなにやら準備し、結局別送書類もあるというのではほとんどメリットがないな。ちなみに住民基本台帳カードは、以前持っていなかったのだけれども、今回都内に自宅を購入するのにあたり、住民票を移した時に写真入りで作ってもらい、身分証明として使っている。念のため個人認証もつけておいたのだけれども、少なくとも今回の確定申告では従来通り、自動作成コーナーで生成されるpdfを印刷して、書類添付して送付かな。今年は住宅ローン減税を頂かないといけないので、不備が無いか早めにチェック。ちなみに今年の源泉徴収票は2枚。これは医師人生圧倒的最小枚数。一ヶ所の病院にあまり長くいたことがないのと、大学での勤務が絡むとやたらあちこちの病院にバイトにいかされるので、年内一度でも働きに行っていれば源泉徴収が発生してしまう。たいてい本来納めなくてはならない税額よりもかなり少ない額しか源泉で引かれていないので、源泉徴収票一枚打ち込むたびに、納税額が増えていく恐怖。税金製造マシーンたる給与労働者なので納税からはなかなか逃れられないのだけれども、あんな政権に税金使われるのかと思うと同額ビルの上からばら撒いてやりたいぜ、とか思ったり思わなかったり。