「最終回だけみる」-0103-

 今日は卒業式でした。高校の時同じクラスだった奴が工学部にいるんですが、そんな彼も、俺の目の前で胴上げされてましたわ。俺の同学年の部活仲間たちも、目の前で胴上げ失敗して落とされたりしてましたわ、ってな。日本酒一本割って、その一帯だけ酒臭かったな。

 別の大学に通う某同級生も「学生やめたくないわー」とか叫んでました。学生サイコーです。もう、一生大学生とかやってたら楽しくてたまりません。責任もくそもあったもんじゃない。理屈ばっかりたっしゃなガキ共の集団ですわ、日本の大学って。ホントは自分の大学以外の日本の大学がどうかなんてこれっぽっちも知りませんよ。当然、別に外国の大学のことなんてこれっぽっちも知りません。勝手に言ってるだけです。お酒も飲めて、車にも乗れて、親の送り迎えがいらない幼稚園児ってとこでしょうかね、俺は。

 なんつうことをしみじみ感じさせられたりする日なんですよ、なんとか式っつうものは。当然次の日になりゃすっかり忘れちまうし、成人式なんてはなっから出席してないし、中学んときは立志式なんつうわけのわからんものもあったし、結婚式でベースを弾くし、お葬式では頭ん中真っ白だし、オギノ式だけじゃ不安です。

 全く関係ない話ですが、私、ドラマの最終回だけ見るのが好きです。なんか、勝手に回想シーンとかでてくるから、その一回だけでも結構話が理解できるし、感動してみたり、なごんでみたり、映画を一本見終えたあとのような気分になれます。クールの境目が、学生にとってわりとヒマな時期にあたるということも原因なんでしょうが。そんなわけで、過去10分だけ見たことのある「鬼の棲家」とはじめてみた「救命病棟24時」、両方最終回。後者のほう、なんかエンディングが予想通りで笑っちまいました。救急車がくるとこ、あと、わざとらしく墓地のそばを通るとこ。ああいう古典的手法は、芝居やってたとき、みんなでわいわい言いながらいろいろ考えてたなあなんて思ってみたりして。そういえば、エンクミとかキンキのかたわれとかでてた、君といた未来のためにも、ラストの2〜3回だけ見ちゃいました。第一回から見たドラマって、スクールウォーズの再放送くらいかも。スクールウォーズ最高です。そう言えば、スクールウォーズ2は、リアルタイムで家族そろって毎回見てたかも。スクールウォーズとルパンと水戸黄門だけは、常に再放送していてほしいですわ。水戸黄門は、新シリーズがはじまったみたいですけど。宇都宮の釣り天井だけはやめてほしい気がしますが。

 明日からはまた弓でも引きます。春だっつうのにまた冷え込んで大変ですよ。