「人並みの日曜日」-0121-

 休日って、あっけないものなんですね。これもある意味感動かも知れません。笑点とかサザエさんとかみてるうちに哀しくなったあの頃。それにしても、クリーニング代っつうのもばかにならないものですね。さすがに、襟首汚れたワイシャツは着ていけません。意識的に、ズボンやネクタイなども日々かえるようにしているのですが、「まっくろくろすけ」とか「101匹わんちゃん」とかいったネクタイが何故か存在し、たまにしていくのですが、わりとめざとく指摘されます。最初は、ライブとかのときしかしなかったのですが、変化のないスーツスタイルに少し刺激を持たせるために、可愛いネクタイも面白いです。

 そういえば、ディスニーキャラクターのついたペンライトなんていうのを、女子医ではみんな持っているという話をききました。ホントでしょうか。皮膚科の先生もプーさんのペンライトを持っていました。うちのポリクリ班では、ミッキーのペンライトを持ってる奴がいて、そいつに、薬品名入りのペンライトをもらったので、私はそれを持っています。薬品名入りグッズは、病院内でもいたるところにあります。前に、循環器病センターで実習したときには、レポート用紙やボールペンなんかを貰ってきました。重宝してます。製薬会社のPRなわけで、ある意味医者への刷り込みなわけで、同じ様な効果を持つ薬剤でも、一番覚えている奴を処方するわけで、かといってテレビCFでは流れない、マニアックな営業活動なのです。

 今日は、5/17の学内ライブの打ち合わせ。楽器を触っていると、それだけで割と幸せだったりします。自分の時間を本当に自分のためにだけ使っていることを、時に当然のことだと思ってしまいますが、そんなのは学生時代だけのわがままで、最近ある意味流行語のように使われる言葉で言えばモラトリアムなのです。個人的には「執行猶予」とか言う方が好きですが。大学卒業間近の日記には、なんか、そういう「学生やめたくねえよ」っていう感情が強くあらわれていますね。

 明日からは脳外。脳神経外科です。教授が変わって緊張感の走る脳外に、相変わらず緊張感の無い俺達がずかずかと乗り込んで行く。