「あなたの夢は何色ですか?」-0153-

 主管する試合についてのミーティングは予想通り深夜に及び、寝不足のまま外科病棟へ向かうのです。なんか、今週は、先週に比べてオペが少ないような気がします。内視鏡室を見学したりするかたわら、うまく時間を見つけて休養もさせて頂きました。ちなみに、今週の指導医は、先輩のドラマーです。私の入学当初、すでにOBだった気もしますが、院生だったからか、よく、実験途中とおぼしき、首にキッチンタイマーぶらさげたスタイルで、部室棟にあらわれており、部員よりも部室にいたようです。

 スティングレイ、ネックがそってしまったのか、ちょっと調子が悪いので、楽器屋まで赴いて調節してもらいました。手間がかかるのもまた楽しい。楽器っつうのもマニアな世界ですが、自分でひとつ持つようになると、いろんなことを覚えるものですね。

 三回中、なんだかんだで実に二回も欠席した勉強会にも久々に復帰。ちょうど実習先の一外の範囲にかぶる、消化器周辺のお話。あとは、痔とか。そんだけで一日は簡単に終わってしまいます。

 変な夢をみました。知り合いが出演する夢はたいてい変な夢なんですが、最近のは、たいてい、よく知っている人のすごい嫌な面をみてしまったり、それがきっかけで絶縁したり、いつもは我慢している爆弾のようなひとことをぶつけて大変なことになったりするのです。あまり突拍子のない夢でもなく、なんだか複雑な気分で、夢の中で、実習のレポートだされてみたり、教授に向かってひどいこといったりしたことが、時に覚醒時でも、ぼーっとしているときに頭のなかでぐちゃぐちゃになって、夢と現実が入り交じってひやっとする瞬間があるのです。疲れてるんでしょうか、欲求不満なんでしょうか。そのくせ、そのトリップ感を楽しんでいたりして。危ない人ですね。

 ところで、私の夢は当然総天然色で、みんなにもそれは当然だと思っていたのですが、聞くところに寄ると、モノトーンな夢のほうが多数派らしいです。そこらへんどうなんでしょうか。さらに言えば、小さい頃、夢が連載されたり、再放送されたりすることがよくありましたが、普通はそんなことないらしいです。連載夢は大好きだったのに、最近は望んでもなかなかみることができません。とっても残念です。