「もんじゃ焼き」-0160-

 結局朝は7時に目覚ましをかけても、7時半頃まで布団の中にいて、10分で準備して、家を出て、コンビニでおにぎりと飲み物を買って、白衣に着替えてから朝食をとり、8時にカンファに滑り込むのです。病棟の時計は、どう考えても5分くらい進んでいて、僕が朝カンファに入るときは、壁の時計は8時をとうにまわっているのですが、気にしないことにしました。

 ところで、一昨年の秋、選択基礎医学実習ということで、第二外科の臓器移植の研究チームに、2週間ほどお世話になったのですが、そのチーフの先生が、実習も2週目に入って3日目の今日になって、突然、「ああ、君か。今日顔を見てはっとしたよ。もう5年生か。あれは何年生のときだったっけ?」なんてきいてくるので、一瞬とまどってしまいました。先生には、一昨年の実習当時、「何月何日の何時に医局の前に来て」とか言うので、学生がぞろぞろと医局の前に待っていたところ、目の前を素通りし、心臓チームの先生が、「あれ、君たち、実習の学生だよね」と声をかけてくれて、医局の中の、その先生を呼んでくれて、今日から動物実験施設で実習だということを説明して初めて思い出してもらったという前歴があるので、絶対忘れていると思っていたのです。今になって思い出すところが、なんだかその先生っぽくって楽しかったです。

 夜は、ジャズ研の後輩たちともんじゃを食べに行きました。もんじゃというものを食べたこともないし、なんだか知らないという娘がいたので、それはいい機会と、先週だかに突発的に言い出した企画です。企画というほどのこともないけどね。かく言う私も久々に食べましたが、おいしかったです。病院の中のありきたりな昼飯に食傷気味なんですよ。

 僕には、日記猿人の批判なんてどうでもいいです。