「的を射た初診を」-0161-

 私は木曜日には良いイメージが無いのです。小学校の時、最初毎日4時間授業だったのが、5時間目なんてのが導入された曜日は木曜日だったし、高校の時には、補講という名の7時間目があったし、大学では木曜日は終日解剖実習だったり、とにかく木曜日は修羅場なのです。今年一年間は、木曜日はレポート書きの日ですわな。

 乳癌についてまとめました。うちの大学の図書館もなかなかに貧弱で、調べものには苦労します。ところで、乳癌の本って、婦人科関連に分類されていますが、実際、婦人科で扱うというより、やっぱり専門の外科医の領域だと思うのですが。とはいっても、乳房の腫瘤だったら婦人科を受診しますよね。ここらへん、初診でどこにかかるかってのも重要です。難しい病気は、適切な科にまわらないとなかなかわからないもので、ある意味、かかった科によって運命が左右されるかも知れないのが現状です。本来、医師ならどの医師にかかっても、適切な治療が受けられなくてはならないはずなのですが、すべての領域を網羅した医師なんてものは、実際には不可能だと思うし、だからこそ、チーム医療、病院連携、医療過疎の問題を解決していくことは、とても重要なのですね。

 レポートもどうにかなりそうです。修羅場を超えれば楽しい週末。試合で仙台に行きます。朝3時集合という強行軍ですが、なんとか頑張ります、主にドライバーが。せっかくの仙台なので、主に牛タンを食ったりして楽しもうと思ってます。試合後はお決まりのコンパで、一泊して牛タン食って帰路につくのでしょう。ところで、「主に」って単語が気に入っています、主に俺が。「主に」なんて、普通にしてると、あんまり口語では使わない表現だなあと思ってみたりして。

 言葉使いと言えば、Web日記上で「的を得る」って表現をよく見かけます。普段はいちいち指摘しないのですが、言語を専門に扱っている人まで「的を得る」って使ってるのを見ると、ちょっと気になったのです。弓道とかやってなかったら気にならなかったのかも知れませんが、的をもらってもなあということで、みなさまに的を射た発言をお願いしたいです。