昨日は工学部の後輩たちとうちで鍋。寒い朝にめげながら、肺の聴診のテープを聴きながらみんなを見送って、内科の外来で実習。途中、学生対象のツベルクリン注射を受けに総合診療部へ行ったのです。5年生もポリクリ(病棟実習)を抜けて来ているようで、白衣姿の同級生がたむろしていました。
そこへやはり白衣姿でかけつけた僕をなぜか取り囲む看護婦さん。
「打ちに来て下さった方ですか?」
「え、あ、はい」
「お待ちしていました。こちらへどうぞ」
訝る僕を気にもとめずに、なぜか同級生たちが座っている長椅子とは違う方へ案内されるので、
「あれ、問診票とか書かないでいいんですか?」
「え?」
そこへ同級生との
「あれ、ザウエル、(接種を)受けに来たんじゃないの?」
「いや、そうなんだけど」
というやりとりが入ってはじめて、僕が接種者ではなくて、被接種者だということが理解してもらえたのでした。その後、学生相手なのをいいことに、接種者の側に自らまわった同級生もいたようですが。受動態、正しく使わないといけないのでしょうが、「打たれにきました」って言わないよな。
平日の夜遊ぶとやっぱり眠いです。医局の症例検討会の途中、ちょっと話が難しくなると、はるけきかなたに意識が飛ぶのでした。