初めて本格的に触れた楽器がベースで、しかもジャズから入り、狂ったように４ビートばっかり刻んできたものだから、12/8拍子だとか言われても、体が理解してくれないようです。色とか音っていうのも、その人を、あるいはその文化を端的に表すものですが、道具も何も要らない、誰でも知らず知らずに刻む「リズム」は、我々の最も原始的で最も進化的な芸術であり、文化であると思うのです。
同じ音を聴いても、人それぞれ受け止め方は違うと思いますが、なんらかの共通項があることも確かで、そのよりどころがあるからこそ、「合奏」が可能なんですよね。リズムを刻むのは決してドラムだけでなく、みんなが同じリズムに乗って初めて曲となるわけですが、この原始的なことが、実は一番難しかったりします。リズムマシーンは確実なリズムを刻みますが、何故かそのリズムが素敵なわけではなく、Ｇ弦を弾いて出した確実なＧの音よりも、口から発するＧの音が心にしみる事がある。原始的で最も進化的であると思うのです。
追伸。今年の医師国家試験は3/18〜19だそうです。テツオ君が言ってました。
