実は僕は新聞をとっていないのです。新聞屋の勧誘も、何新聞がどうとか面倒くさいことは全て抜いて、「いりません」の一言で撃退します。飯を食いに行った場所にも、コーヒー飲みに行った場所にも、大学の図書館にも、豊富に取りそろえられているから、新聞はとっていないというだけで、毎日読んでいるのです。折り込み広告が見られないのは少し寂しいのですが。
ただ、やっぱりテスト前なんかに、食料も買い込んで家に籠もったりすると、ニュースから隔絶されてしまうことになるんですよ。ふとテレビを見ようと思っても、深夜番組の時間にはなかなかニュースもやってないのです。かといって、時事ネタから取り残されるのも、「ほら、やっぱり医学生には常識が無い」とか言われそうで腹立たしいので、とりあえずネットに繋ぐのですが、そう言うとき、新聞社のサイトなんかよりも寧ろ、他人様の日記に綴られた内容から、社会の動きを知ることも多いです。
登録した当初こそ、更新報告すらしていなかった日記猿人(現日記才人)ですが、口では「どうでもいい」といいながら、少々はまっていた部分がありそうです。まあ、無くても生きていけるとは思いますが。
膨大な登録数になった日記を読むのに、僕も多くの人と同様、あらかじめ好きな日記を選んでおくというマイ日記才人を使っているのですが、カテゴリを選んで報告するというやり方は、必ずしもマイ日記才人というシステムに頼らなくても、興味深い日記にたどり着きやすくなったと思います。そんな中で、僕がずっと利用価値を見出せずにいたものに、母集団からある日記だけを報告するという日記才人ライトというものがありました。参加資格などがある程度設けられているものの、いまひとつ明確な棲み分けは出来ていなかったので、そこから日記を読みにいくことも、そこに更新報告することもありませんでした。ただ、最近面白いと思ったライトが出現したことで、この、読み手のためのシステムのひとつの方向を感じたりもしたのです。
龍成が選ぶ日記新作リスト(龍選)という、単に書き手の更新報告によらず、そこにさらなるフィルタを設け、該当する日記の更新状況が分かるというライトが稼働しています。まだ拡張中ということで、今後どうなるのかは分かりませんが、僕が初めて更新報告してみようかなと思ったライトであり、テスト中から参加させてもらっています。現時点で、龍成が選ぶオススメ日記に選んで頂いているようで、こういうのは純粋に嬉しいのですが、別にだからこのシステムを評価しているわけではありません。このライトの存在が、ライト自体というよりは、マイ日記才人の新たなる可能性を思わせるのです。
マイ日記才人を、簡単に一般公開できれば、龍選の簡易版が簡単に実現できると思うのです。詳細な縛りや、日によっての調整は難しいにしろ、静的なリンクとはまた違って、更新報告のデータを加味した形で自分独自のリンクを、他者にも使える形で設置するというのも楽しそうです。
また別の形で、もったいないと感じるのは、i日記猿人Liteという、iMODEのためのライトです。表示画面が日記名で無くて登録番号であることがまず惜しまれます。表示の関係もあるのでしょうが、数字よりは、一部だけでもタイトルのほうがイメージが湧きそうです。その日その日の一行コメントはあきらめるにしても。もう一つは、おそらく僕のように、iMODE対応ページを別に持っている場合で、パソコン用とは違ったURLを報告できるようなシステムが無いということです。そういえば、クッキーが使えないために、iMODEからは投票ボタンも押せないので、日記才人自体のシステムが、携帯を意識するようなことがあれば、また別の道が見えてくるかも知れませんね。
ちなみに、漠然と思っていることをつらつらと書いてみただけです。もっときちんとした構想が生まれれば、アイデアをまとめて、それぞれの管理者にメールでも出すかも知れませんが。
