「学会で」-0455-

 今日の手術は、大腿ヘルニア一件のみ。麻酔科医がやって来る月曜日と水曜日にはメジャーなオペがガンガン入っているのが普通なのに、今日に限ってはかなり寂しいスケジュールなのでした。別の患者さんの術後肺炎のフォローアップをしたり、末期の患者さんを見守ったりしていると、結局帰宅は深夜になってしまうのですけれど。

 ところで、僕、来月東京で開催される、第64回日本臨床外科学会総会というところで発表することになっているんですけれど、プログラムをぱらぱらめくっていると、内外のいろんな知り合いの名前をみつけまして、なんだか嬉しい気持ちになりました。7月に京都で行われた「消化器外科学会」でも、ひとりだけ、他大学の知人に出会ったのですが、今回の学会は、その時以上に身近な人が参加するみたいです。

 僕の発表日は、11/15で、その日だけしか行くことは出来ないのですが、遠方からやって来る人などは、会期中数日に渡り滞在するのだろうし、懐かしい顔に会場で会えたら嬉しいです。

 かつて、卒業を意識するような学年になっていた頃の、ある弓道の対抗戦の際に、他大学の仲の良い人々と「弓道がらみではもう何度も会えないけど、将来専門が同じなら、学会とかで会えるかもね。会えたらなんか嬉しいよね」なんて話したことを思い出すのでした。