「テレビドラマ」-0522-

 外勤病院のハシゴ。昨日の病院を後にして、車を30分くらい走らせると、二年前の今頃、毎週火曜日外勤にやって来ていた懐かしい病院に到着します。ハッピーマンデー。体育の日。運動会とかお祭りとかのある日は、病院にはろくなことがないことが多いです。今日もやはり、連休中の運動会絡みの外傷患者などがやたら多かったです。

 休みの日の当直は、例のごとく当直室にはり付き状態で、ずっと一人で過ごします。かつては、外勤の時に、大学のデューティーである英語の手術記事を作成したり、学会のスライドをつくったりしていたのですが、そういうことを準備したときに限って、ずっと外来に呼び続けられたり、病棟で急変が起こったりするし、はりついている行為自体がストレスなので、それ以上のストレスを持ち込むのも嫌になって、最近は、義務の仕事は持ち込まないようにしています。手術書読んだり、化学療法の勉強でもすればいいのかも知れないけれど、それはどちらかというと、中断されるおそれのないときに、しっかり学びたいです。軽く読める医学雑誌などは持っていくこともあります。「日経メディカル」などは、細切れの時間でも読める程度の軽さなので、当直中は重宝しています。本当のところ、当直中に一番ありがたいのはマンガ雑誌だったりするのですけど。僕は活字も大好きですけど、マンガも大好きです。

 医者になってからは、ほとんどテレビを見ないような生活をしているのですが、当直中は例外です。普段、例えば連続ドラマを見ようと思っても、絶対毎回時間はとれないし、下手に一度みてしまうと、続きが気になってしまうので、本当にみたいドラマは毎回ビデオ録画するか、あるいは、あとでレンタルビデオでまとめて見るかどちらかになります。医療系ドラマが大ブームなので、見てみたい気もするのだけれど、そんなわけで「ブラックジャックによろしく」も「Dr.コトー」も「白い巨塔」もみていないのです。全部原作は読んでいますが。

 土曜の午前中病棟に行って、そのあと結婚式、翌日から外勤病院ハシゴして、もうなんだか「当直ボケ」のようになってしまいました。大学病院の患者の動向なんて全くわからない状態で、明日はこの病院から直接出勤です。