どこから苦情言っていいのかどうか

 マレーシア出張からはだいぶ前に帰ってきたのですが、まあいつものようにいろいろと疲れました。
 出発の際、いつもやる気の無い任国空港でのスーツケースX線チェックの際、いつも完全スルーの係官が謎のやる気をみせてスーツケース開けろ宣言(まあ最終的には開けませんでした。違法では無いはずですが、仕事に使う薬とか一杯詰めてるから開けると面倒くさそう)。
 ペナンではチェックイン時に悪びれるでも無く夜間はお湯が出ません宣言。何度か泊まっている、それなりのお金をとるホテルですが、深夜着なのと、何事にもいい加減な任国生活で刷り込まれた諦めの境地から、「それは酷いんじゃないか」といいつつも思考停止してそのままチェックインしてしまいました。レセプションで単なる薄笑いでスルーされ、水シャワーを浴びているうちに、だんだんムカムカしてきて、翌日にはきちんと抗議。予約を入れてくれた受け入れ先事務所からも抗議を入れてもらうことに。
 チェックアウトしてホテルを移るという手もあったといえばあったのですが、夜中や早朝に受け入れ事務所の手を煩わすのもなんだし、二泊のみなので結局そのまま泊まるものの、僕はもう使わないし、事務所もゲストに対して使えないと思います。そういう意味では、このホテルは最低の悪手をとったのだと思います。二日目の昼間抗議した際にはよくわからない言い訳、「事前にトラブルを連絡してくれれば、違うホテルに変更したのに」と言えば、「予約の時点ではトラブルは無かった」と。「そんなことはわかっている。今日突然起きたトラブルならまだ理解できるけど、いつ起きたトラブルなのか」と問えば、小さな声で「先週です」と。「何故その時に連絡しないのか。全く不誠実だし、二度とこのホテルは利用しない」と言えば、「数日でなおるのだから、次回の宿泊には影響しないと思います」というので「そういう問題じゃ無いし、総領事館としても、ゲストに対して使うことは躊躇われるので、恐らくもう使わない」と回答。別にお金のことなどで揉めるつもりは無く、正当に苦情を言いたかっただけなので、そういう要求は一切せず、チェックアウト時には予約時のレートのまま支払いました。最後まで特にホテルからはディスカウント等の提案はありませんでした。
 チェックアウト時に、営業担当がやって来て「滞在はいかがでしたか?」というので、「ご存知の通り、酷かったです」と言ったら、謝罪とともに、「もう一度チャンスを下さい」と。せめて最初に謝罪から入るべきなのでは無いかと。さらには、「初めてのご滞在ですか?」と。ここには過去二、三度泊まっており、ある程度のホテルなら過去の滞在歴は記録を残してあると思うのですが、全て裏目にでるような謝罪(?)で、非常に残念でした。
 マレーシア航空は安定の遅延も今回はそれほどでも無く許容範囲か。しかしながらクアラルンプール空港は長蛇の列、カタール航空のシルバーステータスが消えてしまった今は、チェックインの列から逃れられず。前回出張時にはチェックインまで1時間超えでしたが、今回はそれよりはわずかにマシという程度。イミグレでは出国スタンプ押し忘れられる…と相変わらず疲れる出張でした。スタンプに関しては確認してよかった。あとでいろいろと面倒くさいことになるので。そういえば初めてマレーシアに出張したとき、イミグレで押されたスタンプが、マレーシア居住ビザ持ってる人向けのものか何かだったらしく(初めてなので判別できず)、その後何度か入国時に揉めてたんでした、そういえば。
 また多分9月頃出張してきます。