中尊寺ゆつこさん死去

コアなファン、というわけではなかったけれど、ウゴウゴ・ルーガを思い出した。ご冥福をお祈り致します。
S状結腸をYahooで検索すると、なぜだか
http://d.hatena.ne.jp/zaw/20040603
が2番目にヒットするようです。何の情報もなくてすみません。きっと中尊寺ゆつこさん関連の検索でたどりついたんだと思います。みなさんがどういう情報を求めていたのか不明ですが、とりあえず解剖のことでも書いておきます。
ごはんを食べると、食道を通って胃に入り、小腸に入ります。小腸というのは十二指腸、空腸、回腸という三つにわけられます。だいたい全部で5〜6メートルになります。
回腸を出ると大腸に到達します。大腸というのは盲腸、結腸、直腸という三つに大別されます。俗に言う「盲腸」は、盲腸の下の方にちょろっと生えている「虫垂」で、俗に言う盲腸炎、正しくは「虫垂炎」を起こしているとき、しばしば手術によって虫垂を取り除きます。盲腸を切るとなると、回腸と結腸を吻合しなければならないので、それなりに大事です。
さて、盲腸はご存じの通り、おおよそ右下腹部に位置します。盲腸から上にすすむと結腸で、これはさらにいくつかに分けられます。上にむかうのが上行結腸、肝臓の下のあたりで左にカーブして、横行結腸となり、脾臓の下で下にカーブし、下行結腸となります。左下腹部からS字カーブ、というかとにかくぐにゃぐにゃとカーブするのですが、これをS状結腸と言い、その後直腸となり、おしりに到達します。大腸は全部で1.5メートルほどになります。