異動するかも

 今の仕事には、一か所の任地における任期について、明確な決まりは無いのですが、2年から3年くらいすると異動の話が来ることが多いです。異動先についていろいろと声の大きな人もいるようですが、私は基本的に人事は命令だと思っているのでよほど理不尽なことを言われない限り黙って従うことにしており、特に異動先についてあまりあれこれと希望を述べたこともありません。絶対にどこに行きたい、という強い希望が無いから、ということもあるのですが、強いて希望するならば基本的に医療事情の悪い国、開発途上国での勤務を続けたいとは思っています。
 まあただ次の人事は様々な事情によって、先進国へ送り込まれる可能性が高いようで、ちょっと面食らっているところではありますが、今の仕事を長く続けるのであればまあそういうこともあるのでしょう。まだ先の話なので正式に辞令を受け取るまでははっきりしたことはわかりませんが、この人事案が予定通り進んだ場合、赴任する土地の近隣には、古い知り合いがチラホラ住んでいるということに気づきました。彼らには何年も前に日本で会ったのが最後のように思うので、この機会に久しぶりに会えたら嬉しい。先進国への異動というのは希望とは真逆と言えば真逆なのですが、旧友に会えるかもしれないというのは楽しみではあります。