「椎名林檎演ろうよ」-0113-

 なんだか学校が始まったともとれる日記が続きましたが、私はいまだ春休み中です。ずっと気になっていたスタッドレスタイヤも、昨日あわてて実家に舞い戻り、物置から引っぱり出した夏のタイヤに替えました。そうそう、いとこの子供が今日、地区の児童館の入館式だったようです。そのいとこの姉、結局はやっぱりいとこなのだが、そのいとこの長男にも初めてお目にかかりました。もう、実家に帰る度に新しい命が誕生しています。次に帰るときははいはいしていて、その次に帰るとなんかしゃべってる。全くもってそんな感じです。

 今日は激しく汚かった軽音楽部の部室も綺麗に片付けられ、新歓ライブの日程も決まったと告げられました。後輩達が主に動いていたのですが、ライブの話になったとき、ぼそっと「俺、椎名林檎演りたいんだけど」って言ってみたら、なんだ、みんなヘビーローテで聴いたりしてたんだね。「演りましょう、是非」…「俺、ベースね。つうか誰が歌うのよ、O? 野郎のボーカルは禁止じゃ」Aが、「Yさんには椎名林檎歌わせないで下さいね。また声が出なくなっちゃうから」なんて言うから、すかさず「Yはダメ。年齢的にもシェリル・クロウぐらいで限界。前に七瀬をやったのもぎりぎりなんだってば」って。内緒。某後輩が、Yが歌うのをどう思うという問いに「ええ、マジっすか。俺、椎名林檎ファンなんすよ」と嫌そうに言っていたのも内緒。って、おい、I、どういう意味だよ、俺よりひどいじゃん?

 Oがこの間下北沢でライブをやったときに、別バンドで、椎名の後ろでやってるギタリストが来ていたと言っていました。また、軽音の先輩には、昔スピッツのドラムと一緒にバンドをやっていた人だとか、こと音楽の世界はやたらとどっかで繋がっているらしい。ただ、一昨日から俺の中だけで物議を醸している椎名林檎は同級生のいとこ説について、明日の学年の飲み会で確認しておこうと思います。別に確認してどうなるものでもないのですが。

 明日の飲み会というのがいわゆるポリクリ班発表という一大行事。1年間ずっと行動を共にするメンバーが通達されます。通達っつうのもなんですね。ところで、ずっと前、法医学のテストの不合格者の掲示で、「以下のものは直ちに出頭せよ」という一節が脳裏に焼き付いて離れません。医者というか、どちらかというと警察に近い法医学のイメージをさらに強めた一瞬。