「第48回有馬記念」-0542-

 いつも思うのですけど、僕らの業界の御用納めほど意味のないものはなくて、官公庁と同じ12/26(金)に、そば食って「お疲れさまでした」と言っている途中退席して、ICUのカンファレンスに出るのだし、昨日も今日も丸一日外勤に出ているのです。加えていうと、明日も明後日も当直です。ギャー。

 昨日夕方5時半まで外科外来で働いて、その足で、試しに近くのWINS(場外馬券売り場)へ行ってみましたけど、すでに閉まっていました。ギャンブルのくせに健全な営業時間なので、ここしばらく、競馬からも足が遠のいています。マチカネタンホイザとかヒシアマゾンとか、そんな馬が好きで、その頃はもう少し競馬を頻繁にみていたし、それぞれの馬とか騎手に対する思い入れも強かったように思えますが、最近は競馬界にも疎くなってしまいました。

 そういう思い出を計算していくと、僕はどんな小学生だったんだ、という話になりますけど、僕が馬券のシステムを覚えたのはたぶん小学生くらいの頃だし、その頃は、単勝複勝馬連枠連くらいしかなかったので、いまだ新しい馬券に追いついていけません。ワイド・3連複くらいまでは、話題になった時期が思い返されますが、正直、馬単は、知らないうちに導入されてました。

 僕は、ここ数年紅白だってろくにみていないし、年越しソバはなんだか仕事納めとかそういう時期にフライングで食べるし、なにを持って年末かと言うと、中山競馬場、最後のGIである有馬記念に、とても「年末」を感じるのです。除夜の鐘が響く108の煩悩のうちのいくつかは、たぶん競馬絡みなのです。

 で、昨日今日と外勤なので、どうやって有馬記念の馬券を購入するかと、そんなことに悩む27歳。友人が買いにいってくれるというので、先ほど予想をメールで送りました。各出走馬とか騎手にあついコメントをするのは、スポーツ新聞だけの特権ではなくなり、いつしかこの時期のウェブ日記でも、個人予想家大量出現という時代になりました。そういう日記みてわくわくしてるわけですが、僕はどうもうまく馬について語れないので、事実のみ羅列。

 いろんな意味で特に気になった馬は、ツルマルボーイゼンノロブロイタップダンスシチーシンボリクリスエス。さんざん悩んだ挙げ句、ゼンノロブロイタップダンスシチー2頭軸に、3連複でながしてみることにしました。あと数時間後には結果がわかるので追記するかも。外勤先で、急患に備えて待機しながらこういう日記書いてるのも、僕が仮に医療ミスなんて起こした日には、バッシングの材料になるのでしょうか。全然関係ないはずなんですけど。

 競馬の時間に急患こなければ、医局のテレビで観戦します。いつかは中山で生で観たいものです。