化学物質過敏症

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040907-00000194-kyodo-soci
 化学物質過敏症で、医学部を中退した東京都の30代女性が「解剖実習で大学側がホルマリンなど有害物質への安全対策を怠ったのが原因」として、大学に損害賠償を求める訴訟を起こした。

僕の場合はアトピーがひどくて顔がかぶれて大変なことになってました。あと、揮発したアルコールで酔っぱらっちゃう同級生もいたなあ…
こういうのってどうなんだろう。本当に大学に責任があるのか。僕は未だに、摘出標本の保存にホルマリンを扱ったりしなくてはならないわけで、マスクだとか手袋だとか、必死に防衛手段をとっている。その物質自体が危険だとして、管理者の安全対策ってどこまで求められるのだろうか。
実習自体を回避する方法もまあ、あってもいいと思うけれど、実際、将来的に医者になった時点で、化学物質を扱うような場所では働けないということでもあるし、難しいとこだな、と思う。