腹腔鏡手術、半数が不合格

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050615ik02.htm

 がんの手術などで、患者の体への負担が少ない腹腔(ふっくう)鏡手術の経験を積んだ医師を対象に、日本内視鏡外科学会が初めて行った技術認定審査で、消化器・一般外科領域の全体の合格率が53%にとどまり、約半数が不合格になったことが14日わかった。
 消化器・一般外科領域の審査は、日本外科学会などの専門医資格を持ち、胆のう摘出で50件以上、大腸や胃などの切除で20件以上の腹腔鏡手術を経験した医師が対象。大腸、胃、胆道など、臓器別8部門に計422人が申請した。
 審査は今春、同学会審査委員会(木村泰三委員長)が行い、手術の記録ビデオをそれぞれ2人の審査員が見て、カメラや切除器具の使い方、助手との連携などを総合評価した。合格率は基本技術とされる胆道(胆のう摘出など)が最高の66%で、胃は49%、大腸は40%、食道は36%にとどまった。

どういうレベルで不合格としたのか、どういうレベルの人まで申請したか、によって合格率はどうとでもとれると思うので、それについて特に大きな感慨はないです。
学会の評価が絶対ではないにしろ、何かしらの評価機構は必要となっていくとは思います。