バンド!

 昨日は久々にライブでした。ストイックということをすべて捨てて、「酒を呑みながら楽しくグダグダに、しかしちゃんと曲としてまとめて演る」というコンセプトのバンドです。今のメンバーで最初に演ったのは、3年くらい前の七夕ライブでした、確か。そういえば、その前の年の七夕ライブでは氣志團踊ったのでした。当時は僕だけ働いていたので、主に僕のせいで練習予定が組めず、かろうじて2回くらい集まって、あとは本番ぶっつけでした。その上、ライブ会場の横のイタリア料理屋でワインとビールを相当呑んで、ほぼみんな泥酔状態でのライブ。これが予想外にかなり良い出来で「ベストアクト!」とか言って盛り上がり、その後の方向性を決定づけた気がします。
 ちなみに、この七夕ライブというのを、さらに数年さかのぼると、今とても売れている某バンドのギターヴォーカルが、当時別のバンドのギターヴォーカルで、トライセラトプスのコピーとか演ってたんだよなあ、としみじみ。今のバンドのデビュー前に、あるライブハウスで出会ったとき、「久しぶり! 今は何してるの?」という問いに、「音楽一本です」って即答されたのが印象深いのです。前にもどこかで書いた気がしますけれど。結局それを全うしているわけで、それは純粋に羨ましいです。
 ちょっと前の、まだそんなに売れていない時代は、「知り合いがこういうバンドで、CD出してて」とか言いやすかったのですけれど、今同じことをやると友達自慢みたいな感じになってしまうので控えてます。ものすごく親しいってわけではなかったですし、もともと。今度共通の友人の結婚式があるのだけれど、それには来るのだろうか。
 ゆらゆら帝国のコピー4曲。2005年世界旅行、ラメのパンタロン、冷たいギフト、ゆらゆら帝国で考え中、ラストが半年くらい前のライブの前に一瞬でつくった、グランジ風オリジナル「生ビールのうた」。録音を頼もうと思っていたのだけれど、ビールの準備だけで手一杯だったので、後輩が持っていたデジタルビデオで撮ってもらいました。まだ確認していないのですが、これが鑑賞に堪えるものであれば、何かの形にしたいです。ビール会社で使ってくれないかな。
 うちのバンドは、「お疲れさまでした。乾杯!」という挨拶から始まり、ステージ上で酒を呑むというのがお決まりの酷いバンドですが、よりによって、今回出番がトップでした。それというのも、ライブ後に結婚式に出席するという僕の予定のためだったのですが。
 乾杯し、2005年世界旅行で、ボーカルが国名をいろいろ言うのにあわせて、用意しておいた各国のビールを並べていってもらい、客につがせて呑むというグダグダの展開。そして、最後の1曲で、みんなで「ビール! ビール!」ってうたいながら乾杯。
 リハで曲の構成を確認したりする相変わらずのグダグダさでしたが、割と雰囲気よくできたので楽しかったです。たまには普通の日記を書いてみました。