弐千円

 先日、結婚式のご祝儀用に新札を用意するため、銀行に行って来たのです。

 銀行にいくと、つい、手持ちのお金を弐千円札に両替したくなりませんか? なりませんか。そうですか。僕はなります。

 その日たまたま、現金で渡されたバイト代など、まとまったお金が財布に入っていたので、ついつい数十枚の弐千円札に両替しちゃいました。若干やりすぎた気もします。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070514i401.htm

 これまでに製造された8億8000万枚のうち、06年度末の流通枚数は約1億5595万枚で、残る8割以上が日銀の金庫に眠っている計算だ。

 2千円札は西暦2000年や沖縄サミット開催をきっかけに、00年7月に発行された。当時はハイテク技術を駆使した偽造防止のほか、少額支払いが便利になると期待された。

 しかし、当初はほとんどの現金自動預け払い機(ATM)や自動販売機で使えず、スーパーなどでも他の札と間違いやすいと敬遠された。導入初年度の00年度末の流通枚数は約1億2420万枚と、製造枚数(当時7億7000万枚)の16・1%にとどまった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070501-00000000-fsi-bus_all

 小学生の算数の教材として使われている「さんすうせっと」から今春、2000円札が姿を消した。「流通量が少なくなじみがない上に、2000円という単位が算数の授業の中で扱いにくい」というのが主な理由。実際の2000円札の流通も減る一方で、最近は目にする機会もまれだ。日銀では「利便性はある」と主張しているのだが…、哀れ2000円札。