アドセンスの再申請通った

 昔はもっと申請も承認も適当だった気がするのですけれども。
 別段日記で収入を得たいとも思っていないし、積極的に広告まみれの読みにくいウェブサイトをつくりたいとは思っていないのだけれども、はてなダイアリーでどうせ広告が勝手に表示されるのであれば、自分のアフィリエイトコードを埋め込んでおいてもいいのではないかと思ってコード取得したように記憶しています。
 googleamazonに昔(確か2003〜4年前後)それぞれ申請し、承認を得てコードをもらい、一応埋め込んでおいたんです(はてなダイアリープラスの機能だったかと思います)。amazonはわざわざ私のリンクからいろいろ買ってくれる人とかいたので、過去amazonギフト券を何度か受け取りましたが、googleの方は長い期間多少の小銭が積み重なっていたものの、最低支払金額に達していなかった上、はてなダイアリー終了以降、広告が表示される場所を失っていたまま放置していたので、そのわずかな小銭の積み重ねもとまっていたのでした。
 先日、私のGoogle AdSense アカウントに、「この 5 か月間に広告表示が無いので、今後 30 日間に広告表示がなかった場合、アカウントはリセットされる」という通知が届きました。実際には5か月どころではなく年単位で放置していたのですが。実はちょっと前に、なんとなく、移行したはてなブログのサイトを申請に出してみたのですが、承認されなかったという経験もしていたので、面倒で放置していたものの、リセットされるとなると、もう少し小銭が積み重なれば支払額に達するものを捨ててしまうのも勿体ないような気がしてきて、重い腰をあげて再申請してみることにしたのでした。
 いろいろ調べた結果、「お問い合わせフォーム」と「プライバシーポリシー」の設置は必須らしく、昔はそんなもの要求されなかったのにと思いつつ、今更ながらそれらを設置。あといろいろ気をつけなくてはいけないことがあるようなんですが、これ以上の労力を割くつもりもなかったので、この時点で再申請を行いました。コピペを疑われるような記事がネット上にあると審査が通りにくいなんていう情報があったのですが、私のテキストは本家サイト(一番古いドメインも含めれば3か所)、メルマガ、はてなダイアリーに重複ポストしているものが結構あるので、それをだめと言われるならまあどうしようもないと思いつつ、なんとなくこれには引っかかってしまうような気がしていたことと、そもそも最近あまりサイトを更新していない、という根本的な問題はあったのですが、結果的には割とあっさり再審査通過しました。初回はねられたときは結構あっという間に通知が来たのに、再審査はそれよりは結構時間がかかっていたので、審査通ったとしても30日以内の広告再表示がかなうかどうかは疑わしいかも知れない、と思っていたのですがまあ結果的に長年放置していたGoogle AdSenseは復活したみたいです。
 無料はてなブログアドセンスの申請通すのは難しいみたいな情報もあるようですが、まあ条件整っていればどうにかなるんじゃないでしょうか。審査が通ったところで、それが収入に繋がるかどうかはまた別問題ですが。私の経験はあまりお役にたたないと思うので、審査を通すための情報が欲しい人は別の方がまとめておられる情報を参考になさってください。これはまあほぼ個人的備忘録のようなものです。
 ちなみに、最近日記あまり(というかほとんど)書かなくなったのは、まあ一時ほどの熱意が無くなったという側面もあるでしょうし、特殊な仕事を始めてしまったせいで、身の回りのことがより一層書きにくくなった、ということがあります。
 1990年代の終わりから2000年代初頭にかけてはよくウェブ日記を書いていて、同時期に日記を書いている人たちとは何か同じ経験を共有していたような気がしていて、実際狭いコミュニティでお互いに日記を読みあって存在を認識しているようなところがありました。ごく一部の人は「ブログ」時代全盛になっても変わらずテキストを綴り続けているようですが、それなりに近しいお付き合いがあったような方々は、なんだか皆似たような時期に日記を書くのをほとんど辞めてしまっていて、たまに思い出したように廃墟のようになったサイトを訪問し、数年ぶりに日記が更新されているのを発見して生存確認したりしています。今でもネットは使っているし、新たにサービスを開始したSNSなんかも使ってはいるのですが、「ウェブ日記」時代の感覚とは別物で、いろいろ美化されているのかも知れませんが、ネットが一番楽しかった時代として懐かしく思い出されます。「インターネット老人会」とか「懐古厨」とか言われそうだと思いつつ。