10:35p.m.「義務・音楽」-0026-

 寒い。雨の中の新人戦。応援も、ただじっとしていると寒くて仕方がない。弓道は声を張り上げて応援したりはしない。まあ、例外はあるが、弓術ではなくて弓道というところの意味を汲むと、選手をじっと見つめる応援が望ましいだろう。皆中したとき、静寂の中に起こる拍手の快感。

 明日は軽音ライブがある。今日はシェリル・クロウの最終練習。明日私は、ニルヴァーナシェリル・クロウの2バンド出演。シェリル・クロウは5弦ベースで出るが、ニルヴァーナはどうしようか考えている。ピエゾででるのも楽しい。

 ところで、いまだに軽音楽は不良のものとかいった考えが、高校以下にはあるのだろうか。だいたい、義務教育でクラシックとか、唱歌、あるいは古典的ポップスだけを音楽として教える風潮もいかがなものか。わけのわからない規制は、少年を追い込むだけだ。

 大学に入ってから遊びなさいなんて言葉が虚しく宙を舞う。おう、遊んでやるさ。弾けないピアノのほうが楽しいこともあるのだ。