「勉強会なんかしてみる」-0135-

 勉強会とかしちゃいました。なんのことはない、QUESTION BANKという国試対応の問題集を、担当を決めて解いていくというものなのですが、今日は16問を解いて力つきることになりました。画像診断とか、検査値とか、結局基本的なことが何にも分かってないので、問題を解くというよりは、問題を元に知識を付けていくというほうが正確なのです。

 ちなみにわたしは、両眼顕微鏡を片目でしか見られなかったり、両目で観察すると顕微鏡酔いしたりすることに嫌気がさして、みんなが深夜まで実習室に残って、「組織学実習テスト」の勉強なんてしてるのを横目に、「組織なんて嫌いだ」とか言いながらうちに帰ってドラクエとかしてたらまんまと不合格をくらったという過去があります。大学で初めて落とした試験がそれでした。2年生の時のことなんですが、結局、その他の試験は全て一発合格し、組織学のペーパーのほうも危なげなく合格したのです。で、再試に落ちると留年という恐怖からか、勉強不足をようやく恥じるからか、やたらマニアックな知識を塗り固めてしまう俺なのです。ちなみに、似たような状況で落とした試験には、ウロ(泌尿器)があります。テストまたテストのテスト週間の2週目の最終試験、水曜日の試験が終わって帰宅して就寝、夜中起き出して学校へ行き、「力尽きちゃったよね」なんて言いながら、結局テスト開始1時間ほど前にようやく資料を読み終えます。某氏執筆の資料に「ここを初めて読むのが木曜日の深夜12時を過ぎたあたりという人もいるんでしょうが…」なんて書いてあるのを、朝7時半頃見た俺です。マニア勉強健在で、素直に本試で6割とれよっていう、再試満点、前にも書きましたねこれは。もう、完璧にネタなんです。性機能障害の範囲の資料を担当していたというのもネタとしかいいようがありません。

 そんな前歴も役に立つもので、平滑筋線維が走行して、筋束が交錯しているんだよ、とかいう説明には苦労しません。そのわりに、先々週まで行っていた病理学(病変の組織の変性なんかを見る学問)のポリクリ(お医者さんごっこ)のときには頭が完全に寝ていた様な気もするのですがね。