「確認する」-0273-

 今日は2000年最初のポリクリ(お医者さんごっこ)です。今日から2週間は第3内科で実習。モーニングカンファと教授回診。至る所工事中のキャンパス内は、ちょっと研究棟に行こうと思っても面倒くさい。外を突っ切るにも、風が強くてとても寒いのでした。

 来る公衆衛生の学外実習の打ち合わせに、教授を訪ねると、実習の話のあと、教授会の時刻まで、公衆衛生学的話からはじまって、カリキュラムやら、新病棟のことやらの雑談につき合って頂いたのです。途中でお茶を出していただいたので、帰りそびれたという話もありますが。

 寒い中酔狂にも弓道場へ赴き、部活に参加。昨年の百八射会以来です。百八射会も、実は途中抜けて小児科の研修医に飲みにつれていってもらったりしたので、実は九十二射しかしていないのですが、私の煩悩は、恐らく百八もないので、きっと九十二射で十分です。今年の煩悩の分も引いてしまったに違いありません。で、今日の順立ちの結果は5/12、羽分(はわけ。半分)に一矢足らず。

 その後、あと一教科を残すのみとなった卒試の差し入れとか。年明け学校初日にして、やたらいろんな人に会うことになるのでした。縁も縁。しかし、確かに別れゆく人間も多いのです。賀状の数が年々増えたりするのも、どこかで繋がっていようとする寂しさの現れかも知れないし、年明けに絶対に会う人には本来必要ないかも知れない賀状の数は、その人間たちと自分との繋がりの、ちょっとした確認なのかも知れないと思うのでした。