2009-01-01から1年間の記事一覧
四年ぶりに常勤外科医として働いています。このご時世に公務員というのはどうなんだろうと思いつつも、新しい病院でそこそこ快適に働いています。 ここで確認したのは、やはり手術が好きだということと、夜間休日のお互いに余裕のないその場限りの関係でなく…
先日、四月から働く予定の病院に種々の書類を持って行きがてらに、挨拶というか顔見せというかしてきました。心臓メインの病院の消化器外科、消化器内科がいないので恐らく消化器内科的役割も兼ねる、この地方では珍しくない立ち位置で、3人という小さな所…
iPhoneに慣れてしまうと、普通の携帯電話でのブラウジングはきついです。鞄を持ち歩かない僕が、ぎりぎり持ち歩けるサイズで、そこそこのブラウジングとデータ参照に使えるのは非常に快適。バッテリーの持ちと、コピペ対応あたりを改善してくれれば、ほぼ不…
僕のバンドのほぼ唯一と言ってもいいであろうオリジナル曲、生ビールのうたを録音しました。ほぼ思いつきで召集をかけたので、全員は揃わなかったものの、大学の部室にいたドラマーを捕まえてほぼ一発録り。なかなか愉快です。友人にジャケットデザインして…
もつれ込んだ人事がようやく決まったため、急ぎ新しい病院の採用書類を送付。うちの大学の場合、大学医局(医局という言葉だけ言葉狩りされ、正式には「医会」と呼ぶことになっているらしい)の人事で動いたとしても、臨床研修登録医とか、大学院の学籍を残す…
何の予備知識も無しにふらっとはいった電機店で、iPhone値下げを連呼。そういえばid:ultravisitorさんがそんなこと言ってたなあ、と。 http://d.hatena.ne.jp/ultravisitor/20090226#p1 最近の携帯電話が料金体系が複雑すぎてよくわかんないので、パンフレッ…
http://d.hatena.ne.jp/hibigen/20090203/p1 id:hibigenさんのエントリにならって、大学院の覚え書きを記しておきます。 僕は臨床を4年経験した後に大学院に入りました。かつては現在のような義務化された研修制度はありませんでしたので、ずっと入局した外…
id:hibigenさんが大学院卒業を決めるのを横目にみながら、愚痴だかなんだかわかんない近況をだらだらと書いていた僕ですが、本日投稿していた論文のaccept(採用)の通知が来ました。reviseを昨日の夜10時頃投稿したのが、今日の午前10時には返事が来てました…
らくらく心電図トレーニングDS ([ゲームソフト])作者: 赤石誠,栗田康生出版社/メーカー: メディカ出版発売日: 2008/12/17メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 31回この商品を含むブログ (5件) を見る 今はこんなのまであるんですね。学生時代にこれがあった…
226より515より911よりもなお深く僕の心に刻み付けられた218、福島県立大野病院の産婦人科医が逮捕されたあの日から三年がたちました。逮捕の報道を受けて、逮捕翌日の2006.2.19.に最初のエントリ「帝王切開手術死で医師逮捕」を書いています。 またかという…
本日までの三日間が医師国家試験だったようです。受験された方々、お疲れさまでした。医療バッシングと相まって、他の国家試験と比較した合格率の高さを批判されたりしていますけれども、医師国家試験においては、その受験資格を得るために相当なふるいがか…
とても真面目な人として評価されていた人が、たった一度の過ちを犯すことに対して、世間の反応というのはとても冷たい。些細なことでも、それまで積み上げた素晴らしい振る舞いが全て打ち消され、全人格を否定されてしまったりする。 それに対して、普段あま…
以前ほど物欲の赴くままに注文ボタンをクリックしなくなってきたので、気になったものをクリップしておくことにした。子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)作者: 阿部彩出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/20メディア: 新書購入: 16人 クリ…
id:shy1221さんのところで書かれていたこれ。 http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20090201/p1 獨協医大日光医療センター 「観光医療」で鬼怒川活性化(下野新聞) http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090104/94973 (魚拓) 病院のベッドでは…
ガラスの仮面 43 ふたりの阿古夜 2 (花とゆめCOMICS)作者: 美内すずえ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2009/01メディア: コミック購入: 5人 クリック: 32回この商品を含むブログ (143件) を見る 昨日発売。手術終わった後書店で購入して既に読了。もう一度読…
http://mric.tanaka.md/2009/01/26/_vol_13_1.html 臨時 vol 13 「国内での臨床研究が事実上不可能に」 2009年1月26日発行 〜がん難民時代〜 東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門 准教授 上 昌広 長いので要点をま…
日本財団って、幼い頃に何度と無くテレビでみた「戸締まり用心、火の用心」のコマーシャルの「日本船舶振興会」の通称なんですね。この財団が何をやっているのかはよく知らなかったのですが、ハンセン病への差別根絶への取り組みなどを行っているようです。…
先日前振りだけで終わってしまった話の本題。 http://d.hatena.ne.jp/zaw/20090119#p1 ほぼ個人的な覚え書きですが、同じようなことでとまどう方もいらっしゃるかも知れませんので。 ヒルトンのオンラインシステムは、アメリカが管理しているものと、各国が…
死刑制度を支持するということは、自分で手を下してでも死刑を執行したいということだ ― 一本足の蛸 http://d.hatena.ne.jp/trivial/20090119/1232376351 中には「極悪人は自分の手で処刑してやってもいい」という人もいるだろうが、たぶん、大部分の人は「…
クレジットカードにしても、ホテル会員にしても、「とにかく安く」、「なるべくお金を使わない」ということに主眼がおかれてしまえば、その特典はあまり意味を成しません。しかし、そこそこお金を使って良いサービスを受けたいと思っている人間にとっては、…
近未来の日本、国民皆保険制度は崩壊し、国民は「低価格で最低限の治療を行う公的病院」か、「充実したスタッフが最先端の医療を行うが費用の高い民間病院」の選択を求められるという設定で語られる二つの物語。 2018年 菊花病院 http://ncode.syosetu.c…
つい先日、南木佳士氏の「医学生」について取り上げました。 http://d.hatena.ne.jp/zaw/20090104#p1 医学生 (文春文庫)作者: 南木佳士出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1998/07/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (28件) を見…
バイトから帰還しました。僕にとってはこれでようやく年が明けた気がします。 僕にとっての平成二十年は、大学院生としての締めくくりの年でした。二十年度はまだ三ヶ月も残っていますし、今年度の卒業が確定したわけではないのですが、春からはおそらく常勤…
あけましておめでとうございます。旧年中お世話になった方々、本当にありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願い致します。 さて、今年は珍しく仕事納めで仕事が納まったので、数日帰省してきました。これも大学院生でベッドフリーだからできること…